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2020.11.06

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べにはるかちゃん(年中)

5日(木)、年中組で、1学期に植えたさつま芋「べにはるか」の収穫を行いました。

1学期から世話をしてきたさつま芋の収穫に、子ども達は期待感を高めて楽しみに掘る姿がありました。

 

 

5月に駐車場の畑に植えた、さつま芋の苗。子どもたちが優しく土をかけていた姿がとても懐かしいです。

そんなさつま芋も土の中で根を伸ばし、大きな実をつけ、葉も広がり、すっかり収穫の時期になりました。

子どもたちも、この数か月間、保育室に置いていた絵本を見ながら「葉っぱが黄色になったらお芋が取れる合図なんだよ」と知識を蓄える様子も見られ、芋について興味深々。

水やりや草取りを通して、さつま芋が大きくなることを楽しみにしていました。

 

待ちに待った収穫の日。子どもたちは朝からソワソワした様子で、「今日芋ほりだよね⁉」と目をキラキラさせていました。自分達で植えた苗。土の中はどうなっているのか全く分からないので、ドキドキするようです。

「それでは掘りましょう!」と言うと子どもたちは、必死になってつるを引っ張ります。すると張り巡らされた根っこにいくつもの大きな芋がくっついており、いたるところから子どもたちの「わー!!」という歓声が聞こえてきました。

 

土の深い所にもお芋はないかなと、両手を真っ黒にしながら掘り進める子どもたち。

自分達で植えて、育てて、収穫してという経験は特別だと思います。

 

 

秋は食欲の秋というように、さんまや、栗、さつま芋といったこの季節だから美味しいものがありますよね。のはら園では、“むべ”が収穫の時期を迎え、子どもたちが自ら採って食べる姿があります。

まだまだ「食べてみたい!」という気持ちが大きい子どもたちですが、「種はどんなどんな形なんだろう」「どうやって大きくなるんだろう」「むべを食べるのは人だけなのかな」など沢山の疑問をもってほしいなと思いながら見守っています。

そして、今回のさつま芋の収穫の様に、育てて、観察して、触って、調べて、収穫して、そして食べる。そんな流れの中で、食に興味をもち、食べ物に感謝して、美味しく食べる事が出来たら嬉しいなと感じます。

 

年中組の子ども達がご家庭に持ち帰ったさつま芋の種類は、「べにはるか」です。子どもたちにも名称を伝えると、「はるかちゃん」と愛着をもって呼んでいました。

すぐ食べるより、少し寝かせるともっと美味しくなるよと伝えると、「お母さんに言うね!」と子どもたち。大きくて甘い芋ばかりだと思います。

ぜひご家庭でお子様たちと一緒にクッキングして、秋の味覚を味わってくださいね。

 

文責:中村

 

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