今日のメニューは、『鮭のにんにく焼き』『五目豆』『きのこの味噌汁』でした。

鮭のにんにく焼きは、塩こしょうと刻んだにんにくで味をつけ、バターを薄く塗ったクッキングシートに並べてオーブンで焼きました。

五目豆の“五目”には、5種類の食材が入っているという意味ではなく、味や彩り・栄養のバランスを考えて取り合わせたものという意味があります。今日は、大豆・昆布・ごぼう・人参・油揚げ・こんにゃくが入りました。大豆は乾燥のものを圧力鍋で煮て柔らかくし、こんにゃくは下茹で、ごぼうは蒸し煮、とそれぞれ下処理をしっかり行なってから他の具材、調味料を加えて煮ています。

ごぼうは普通、切ったら水にさらすことが多いのではないかと思います。ですが、水にさらすとせっかくの栄養素がほとんど抜けてしまいます。水にさらすと水が黒っぽく濁ると思いますが、あの濁りにごぼうの栄養がたくさん含まれているそうです！そこで、錦ヶ丘では“蒸し煮”という方法でごぼうの下処理をしています。

切ったごぼうをごま油で炒め、梅酢を加えて山の形に整え、蓋をして蒸し、時々上下を入れ替えるようにして混ぜます。ごぼうから出てくる水分で蒸して、透き通ってきて臭みがなくなったら終わりです。

この方法で、できるだけ栄養を損なうことなく、ごぼうを食べることができます。

良い食材を使うだけでなく、その食材をより生かすことができるように調理方法も工夫して給食を作るようにしています！

文責：米澤