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2020.12.11

Blog

にしきっこフェスタ、ありがとうございました!!(くるみ組)

先日は、にしきっこフェスタへお越しくださいましてありがとうございました。初めてのフェスタはいかがでしたか?

入園してから、初めて経験する大きな行事。子どもの様子や日ごろから取り組んでいる活動を作品展にすることで、保護者の皆様に、生き生きとした子どもの姿や保育内容について、ご理解いただける機会となっていたなら幸いです。

 

にしきっこフェスタは、日ごろからの保育活動の延長状にあるものと捉え、子どもが主体となって、やりたいことを実現するために物事に粘り強く向かって試行錯誤しながら取り組むことを大事にしています

今回のブログでは、にしきっこフェスタでお伝えしたかったことをまとめたいと思いますので、ぜひご一読ください。

 

〇今年のくるみ組のフェスタは?


「わらべ歌」「歌」「リズム」の3グループの演目による発表がメインでした。

展示は、これまで保育活動で行ってきた絵具の作品、ママボールのスタンピングに個人作品や協同制作品、自然物と紙粘土を使った作品などでした。

 

 

〇3つの演目の発表に至った経緯は?


サークルタイムでフェスタで子ども達に何がしたいのか尋ねる前に、くるみ組担当で意見を出し合い検討を重ねました。
「初めての園生活の中で、子ども達が健やかに成長してる姿を保護者に見て頂きたい!」という思いから話し合いはスタートしました。

・2歳児にとって、保護者の前で発表することはプレッシャーをあたえるのではないか?
・甘えたい、恥ずかしい気持ちから泣き出す姿があるのではないか?
・発表ではなく、作品展示をメインにした方がいいのではないか?
等々、予想される子どもの姿に、人前で発表する事への心配ばかりが大きくなっていきました。

 

しかし、これまで誕生会や、参観週間など、子どもの様子から保護者が一緒でも、泣くことなく、保護者から離れて活動できている姿がありました。きっと、日々の保育の中で慣れ親しんだ演目なら、発表でも工夫次第でできるのではないかと思いました。

そこで、「日ごろの保育の延長上にあるもの」をキーワードに、これまで取り組んできた感覚遊びの中から、子ども達が好きで自信を持って取り組んでいる活動を発表として披露できないか考え、子ども達に提案することにしました。

 

〇子ども達が発表できるように配慮したところは?


・リズム室のステージではなく、あえていつも通りの雰囲気で行えるよう、保育室での発表にしました。
・通常の保育の中でも、発表ごっこを楽しみ、友達の前で発表したり、友達の発表を見るなどの、“フェスタごっこ”を楽しみました。
・したくない、恥ずかしい気持ちも自己表現として捉え、見ているだけの参加もよしとしてきました。継続して、そのような姿が見られる際は、その子と個別に話をしどれか1つでもやってみようと約束してきました。

いつもそばで、気持ちをわかってくれる人がいる、応援してくれる人がいることで、子どもは、自分の気持ちを調整する力がつきます。

 

 

○これからの保育は?


後3か月程で、3歳児クラスに進級します。2クラスに編成され、新たに新入園児を迎えます。また、職員配置数が大きく変化し、くるみ組よりも少ない職員と新しい友達の中で、自分の伝えたいことや思いを自己表現しなければなりません。2歳児から3歳児への進級は、大きな変化を迎えるのです。

これからも、感覚遊びの中で、五感を十分に働かせて活動していくことはもちろんですが、友達と関わりの中で、自分の気持ちを出し、友達とのぶつかり合いの中で社会性を高められるようにしていきたいと思います。

 

文責:山﨑

 

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