お知らせ

2020.12.10

Blog

フェスタとその後…(うさぎ組)

12月5日 フェスタ当日、晴れ渡り、清々しい日にこれまで作ってきた作品や、練習してきたダンスを、保護者の皆様に堂々と発表できたうさぎ組の子ども達。

私達担任やサポート教諭も感動、感激の一日となりました!

 

何点かのポートフォリオで展示しましたが、『幼児期に育ってほしい10の姿』を元に、入園、進級してからのこの8ヶ月、保育を展開してきました。

家庭という個から、友達や大人がたくさんいる集団に飛び込んできた子ども達は、不安、寂しさから涙が流れる日も度々ありましたが、様々な経験を積み重ね、身の回りの事ができるようになり、友達と手を取って遊び、会話を行い、園でも楽しく過ごせる様になってきています。

特に、『自分は何をして遊びたいのか』という自己選択を保育の中に取り入れる事で、フェスタでも『こうしたい!』という気持ちを前面に出す事ができ、それぞれの発表に至りました。この経験をまた来年や次の成長に生かしていける様、子ども達の声を拾いながら、活動していきたいと思います。子ども達の頑張りを後押しして下さり、ありがとうございました

 

 

次の活動に向かって


そして、季節はクリスマス間近。フェスタ終了後、クリスマスの歌を歌い始めた子ども達と、「サンタクロースは本当に来るのか?」論争を行ってみました。

「サンタクロースは寝ている時にくるんだよ!」「コロナだから来ないかもしれないよ!」「いや、くるよ!」と子ども達は思いつくままに発言してくれましたが、「みんなの家には来るかもしれないけど、うさぎ組には来るのかな?」という問いかけに、子ども達は「・・・。」。

しばらく考え込んだ後、「来てほしい!」との返事が。「じゃあどうやったらサンタクロースにうさぎ組はここだよと教えたらいいのかな?」と一緒に考えてみました。すると、「大きな声で呼んだらいいよ!」という意見が多数でした。

 

でも毎日大きな声を出すのは疲れるし、喉も痛くなるよ。。。と意見を出している時、ある子どもから「鈴で呼んだらいいんじゃない!」との声が!

いいアイディアだねと賛同し、でもすぐに鈴は準備できないねと伝えると、「どんぐりや木の実でいいよ」と提案してくれたうさぎ組の子ども達。これも「どうしたらいいのかな」と考えながら製作してきた過程があってのアイディアだなと感じた瞬間でした。【10の姿 思考力の芽生え・豊かな感性と表現】

 

その後、それぞれが音がなりそうで壊れにくいプラスチックを選び、どんぐりや木の実を入れ、自作の楽器を作りました。「これを毎日鳴らせば、サンタクロースは来てくれるね★」と希望を持ち、毎日うさぎ組で鳴らしています♪

 

このように、経験した事をさらに新しい活動に発展させたり、会話をする事で、語彙力をつけながら、考える力を養っていけたらと思っています。

新たな発見、発想を楽しみに、残りわずかな2学期を過ごしていきたいと思います!

                                                         

 

文責:桑元

当園についてや入園に関しては
お気軽にお問い合わせください