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2020.12.21

Blog

子どもたち成長しました!(くるみ組)

早いもので、今年も残り10日程ですね。

今回のブログでは、こんなに子どもたち成長しました!というテーマでお届けします。

 

 

手指の巧緻性 編


先週2回目の小麦粉粘土遊びを行いました。(1回目は7月頃でした。)1回目からの大きな変化はまず、「触らない」を選択した子がいなかったということです。

言い換えるとみんなが「触ってみよう!(チャレンジしてみよう!)」と思えたこと。1回目触れられなかった子どもにとっては大きな大きな一歩です!小麦粉のサラサラの感触を集中して10分程遊びました。そして、小麦粉遊びの最大の難関、水を入れてべちょべちょの感触の時間がやってきました。1回目はこの感触が苦手ですぐに、洗いたい!と手を止めたり、見た目から触らない!と言った子どもたちが多かったですが、しかしここでもまず、「触らない」を選択した子どもはいませんでした。

少し時間が経った頃「もう洗いたい」と言ってきたAくん。大人が「洗ったらもう終わりだよ」ということを伝えると、Aくんはしばらく考えて、「まだする!」と言って、続けました。自分で考えて選択できたことが素晴らしいなと思います 。小麦粉粘土は粉から塊になるまで、色んな感触があり、それを手指で触れることにより、感触や加減を調整しながら遊べるようになります。

 

 

社会性 編


運動遊びで机をすべり台にして遊んでいた時のこと、以前までは、我先に!!!とすべっていたAちゃんが、友達に「いいよ!」と手を前に出して譲っていました。

友達と重なり合って揉めることが多いAちゃん、その度に、大人にけんか両成敗で2人とも別の場所にスーッと移動させられていました。それを繰り返していくうちに、ここで友達に譲っていた方が、たくさんすべり台できるかも!!とAちゃん自身が学んでくれたようです。

以前、週に一度園に来てくださっている作業療法士の中鶴先生が「密を避けないといけないと言われているけれども、幼児期の社会性は密になって友達と埋もれ合いながらではないと育たないんだよね、、、」とおっしゃっていたのが心に残っています。今年は新型コロナウイルスが流行し、大変な1年でした。しかし、感染予防をしながら、集団生活でしか身につけられない、社会性を子どもたちが育んでいることを実感できています。

 

 

保護者の皆様にもたくさんご協力いただいたり、お話や連絡ノートで子どもたちの様子を伝え合えたりできたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

くれぐれも体調に気をつけて楽しい年末年始をお過ごし下さい。

 

文責:福元

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