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2021.03.15

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くるみ組のお部屋で遊ぼう (1歳児 つくし組)

1月からこれまでに、数回くるみ組(2歳児)保育室を借りて遊ぶ活動を行いました。
子どもたちは、回を重ねるごとに自分の興味のある場所や玩具で積極的に遊ぶ姿が見られるようになってきました。

 

 

どうしてくるみ組の部屋なの?


4月の進級に向け、新しく過ごす環境に安心感を抱くことが一番の目的です。

環境の変化は、私たち大人であっても慣れるまでは緊張したり不安を感じたりしませんか?

つくし組のこの活動は、慣れ親しんだ保育者や友達と新しい環境で活動し、「ここで遊んだことある!」「ここは楽しい場所!」という体験を積み重ねていくことで、進級を迎えた時に安心して過ごせるように準備をするためです。

 

 

 

どんなことをして遊んでいるの?


上の写真は、くるみ組が飼っている「ヤモリ」に興味をもち、指さしをしたり、保育者や友達に「虫!」と教えてくれたりしているところです。

くるみ組へ行くと飼育ケースのことを覚えていて興味のある子どもは毎回見ています。つくし組では虫に興味はあっても飼いたいという気持ちはまだありません。

しかし、異年齢の子どもとの交流を通して興味が広がり、生き物の生命の不思議さを間近に感じる機会となっています。

 

 

下の写真は、『カラコロツリー』という玩具で遊んでいるところです。

木製のビーズを上から落とすと「カラコロカラコロ」と心地よい音をたてながら、上から下へとリズムよく転がっていきます。美しい色、美しい音が子どもの感性を育てるこの玩具で、視覚・聴覚・触覚を自然と刺激されながら繰り返し遊んでいました。

3回目に遊んだ時には、この玩具の“構造”に興味を持ったのか、ビーズを落とすだけでなく、床に頭をつけてビーズが落ちてくる様子を下から覗き込むように見たり、背伸びをして上から見下ろしたりする姿もみられました。

 

 

「なんだかおもしろい」と遊ぶうちに「どうなっているのだろう」と探求心をもち、自分なりに工夫する姿が見られています。
子どもが自ら「もっとやってみたい!」「○○はどうなっているのかな?」と考え、意欲的に活動する姿は私たち保育者にとってとても嬉しい姿であり、日々目指している保育です。

進級まで残りわずかとになりましたが、たくさんの「やってみたい」を引き出せるような出会いを作れるよう毎日過ごしています。

 

文責:川宿田

 

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