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2021.07.12

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コンテンポラリーダンスを体験しよう!

6月29日(火)、こども園・保育園の年長希望者を対象に、講師に若手舞踏家の玉川智美さんをお招きして、身体表現ワークショップを行いました。

コロナ渦で園外に出かけることが難しい状況が続いています。このような状況下の中でも、もっと子ども達に本物の体験をしてほしいという思いから、今回のワークショップが計画されました。

動きに正解のない、“コンテンポラリーダンス”。思い思いにイメージをして、表現する楽しさ・身体を動かす楽しさをたっぷりと感じる1時間となりました。

 

 

 

やってみよう!!


こども園の年長組と保育園の年長組から、合計で約20人が参加しました。

リズム室に移動する前に、こども園の子ども達には、

・コンテンポラリーダンスは、動きに間違いも正解もないこと

・自分が思うように身体を動かして楽しんでほしいこと

この2つを伝えました。

子ども達は、『自由なダンス』に「えーっ!?何でもいいの!?」「楽しみー!」と、期待感が高まった様子。いざリズム室へ移動です!!

 

 

初めましての玉川さんに、初めてのダンス。

活動の初めに、玉川さんからは、「おしゃべりをあまりしないで、自分の心臓のドキドキを感じてほしい」というお話がありました。子ども達のドキドキ・ワクワクの気持ちが、さらに高まった瞬間です。

 

いざ、活動が始まります。

初めは少し照れ臭さや緊張した様子だった子ども達も、ぐにゃぐにゃ〜とした動きやジャンプなどで徐々に身体をほぐしていくと、自然と心もほぐれていったようで、しばらくすると柔らかい表情で思い思いに身体を動かす姿が沢山見られ始めました。

玉川さんが子ども達に伝える動きのキーワードは、自然や命に関するものがとても多く、子ども達も自分のイメージをどんどん広げ、次々に出てくる動きのキーワードをよく聞きながら、のびのびと身体を動かしました。

定点で録画した動画をご紹介いたします。興味のある方はぜひご覧ください!

芽が出て、伸びて…

 

わたあめ

 

 

大きな波・小さな波

 

手拍子リズムを真似っこ

 

 

いろいろな動物になりきる

 

 

 

 

終わった後の子ども達は…


水分補給をしながら、「どうだった?」と尋ねてみました。

「楽しかった!」「面白かった!」と答える子ども、

「腕が疲れた〜」と答える子ども、

言葉では伝えないけれど、別世界に行っていたようなふわふわした表情をしていた子ども、

いろんな子ども達のつぶやきや表情に出会うことができました。

 

 

今回のコンテンポラリーダンスも、「身体を動かすことを楽しむ活動」や「子ども達の表現活動」の一つとして計画されました。

コロナ禍で“本物に出会う経験“が減っている今、このような機会をこれからも積極的に取り入れ、子ども達の豊かな経験の一助としていけたらと思います。

 

 

文責:迫田

 

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