夏休みに入り、約１カ月。こども園では夏休みに入る子どもたちと、いつもと変わらず登園する子ども達がいます。

「おうちで過ごす友達は元気かな？」「何して遊んでるかな？」と、

登園している子どもたちと話しながら夏のこども園での遊びを満喫しています。

何して遊ぶ？

夏休みのこども園は、通常の３分の1位の子どもたちが登園してくるので、年長組は合同で過ごしています。時々 年中組とも一緒に遊んだり、ましゅまろはうすの子どもと過ごしたりと、いつもとは違う活動も行っています。

子どもたちと「夏休みにやってみたいこと」を出し合って、活動を考えてみました。もちろん、水遊びやサーキット遊び、童具（積み木）など、日頃から取り組んでいる遊びも行っていますが、少人数での活動が、ただの特別感にならないよう、日頃から活動しているけど、「少しこんなことも工夫してみたい」というような意見を取り入れて過ごすように考えてみました。

この日はましゅまろはうすの子どもたちと一緒に過ごしました。

最初はどうやって遊んだらいいか分からず、ただ立ちすくみ、小さな子ども達が遊ぶのを見ていたり、自分の遊びに夢中になったりとどう接してよいか分からない様子でしたが、次第に子どもたちの目線に合わせてしゃがみ込み、一緒に遊ぶことが出来るようになりました。

また、室内では、絵本を読んで聞かせたりする姿から、小さな社会を見ることが出来ました。（１０の姿　社会生活とのかかわり）

かんがえてみよう　なつのあそび！

休みの日の話をサークルタイムで聞くと、「うみにいったよ」「キャンプにも！」「おうちでバーベキューした！」「おでかけもしたよ！」と休日の様子を嬉しそうに教えてくれます。

では、この暑さの中で、こども園でできることは…と考えた時に、水路での水・泥遊び…にちょっと付け加えて、シャボン玉遊びや、夏野菜を使ったクッキングという話が出てきました。

「いつもは年少少組がしているシャボン玉遊びを、年長組もやってみたい！」

「夏野菜のクッキングはみんなとしたけど、今回はちょっと工夫して、ピザをつくってみたい！」

「夏の野菜ってスイカだよね。スイカ割りもしたいな！」

と、子ども達からたくさんアイディアが出てきて、次々と実行していきました。

写真の通り、１学期に経験したことを踏まえながら、園でできた野菜を収穫し、慎重に包丁を使い、オリジナルピザを作ったり、重いスイカをどうやったら割れるのか考えたり、シャボン玉はどうしたら大きく膨らむのかも考えたりと、毎日毎日「どうやったらいいんだろう」と考えながら取り組む姿が見られるようになりました。(１０の姿　思考力の芽生え)

おうちで過ごす子どもたちもきっと一緒だと思います。１学期の経験を生かして、「こうやったらもっとこうできるんじゃない？」「こうやったらおもしろいよね！」と考えながら過ごしている事でしょう。

また、２学期に年長組みんなと元気に会える日を楽しみに、夏のこども園でも楽しんで過ごしていきたいと思っています。

文責：桑元