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2021.10.19

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気持ちよく過ごせる環境を(0歳児 れんげ組)

子どもたちが過ごす中で、私たち保育者が一番と言って言い程、大事にしているものがあります。

それは「環境」です。

環境と言っても、子どもたちが過ごす部屋や戸外と言った物的環境の他に、私たち保育者や友達などの人的環境があります。

 

私たちが物的環境を考えるうえで、大切にしているのは、どんなもので子どもたちの発育を促すことが出来るか。

そして、今子どもたちが興味のあるものは何か、という視点で環境を変化させ、整えるように気を付けています。

 

そこで私たちが心掛けているのは、「環境を子どもたちに適応させるのではなく、子どもたちが環境に適応できるように促すこと」です。

 

 

 

のはら園は魅力的☆


最近、れんげ組の子どもたちはのはら園で過ごしています。

のはら園は、一本橋があったり、段差の幅が違う階段があったり、傾斜のある場所があったりと、身体を上手く使いながら遊ぶことが出来る絶好の場所です。

実際に子どもたちは、のはら園の階段を下りる時、一度腰を落としてから足を踏み出して下りたり、傾斜のある場所は立ったままではなく、四つ這いや高這いの状態で登ったり下りたりしている様子があります。

子どもたちが今までの経験から、自分はこの場所でどうしたらよいのか考えている姿が見られます。

このことから、子どもたちが自分から環境に適応しようとしていることが分かります。

 

私たちは人的環境です


さて、冒頭で私たち保育者は人的環境とお伝えしました。物的環境とともに大事なものですが、私は人的環境が特に大事なのではないかなと思っています。

保育者の表情や言葉かけなども人的環境に含まれます。大人が優しく子どもに語り掛けると子どもたちも笑顔で優しく応えてくれることがほとんどです。

また、大人との信頼関係は子どもたちが主体的に環境に関わる基盤となると言われています。そのために私たちは子どもたちの表現に、共感、受容し、信頼関係を築いています。

 

 

 

このように、環境は子どもたちに大きな影響を与えています。子どもたちにとって過ごしやすい環境が維持できるように私たちも環境の整備に努めていきたいと思います。

 

 

文責:中村

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