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2018.11.06

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昨日の遊び(年長)

昨日の自由遊びの時間は、綱引き遊びが盛り上がっていました。

長縄遊びをしていた子どもたちがいつの間にか綱引きのような引っ張り合いっこをして遊んでいることに気付いた教師が、十五夜の集いでの綱引きの経験から遊びが発展したのではと予測し、綱引き用の綱を出した事をきっかけに綱引き遊びが始まりました。

はじめは年中組を中心に綱引き遊びを楽しんでいましたが、そこに年長組も加わりどんどん盛り上がりをみせる綱引き勝負。

両チームの人数を数えて人数が平等になるように友達や先生を誘い、どうやったら勝てるかをチームの中で話し合う姿も見られました。中には、『綱の持ち方』や『体重のかけ方』の意見を出し合い、工夫を凝らす子どもや、審判をかってでる子どももいました。

また、「今日何して遊ぶ?」の話し合いから1日が始まり、みんなでケイドロをする事になったにじ組。初めてする子どももいたので、ルールを確認していざゲーム開始!

40分近く警察役と泥棒役の白熱した追いかけっこが続きました。

降園活動の振りかえりでは「やってみたら楽しくて、もっとしたいと思った」とのケイドロ初心者からの言葉も。また、「捕まえた泥棒役の友達を仲間がすぐ助けちゃうから難しい」「警察役の友達に挟み撃ちにされて逃げきれなかった」などの警察、泥棒それぞれからの課題がでました。今日の遊びをさらに深めて今後につなげてほしいという思いから、泥棒役と警察役に分かれて、今日の遊びを踏まえて作戦会議をする事になりました。

真剣な表情で作戦を練る子ども達。紙を渡したところ、図に描きながら話し合っていました。最後は、図を基に説明してくれた作戦の内容を担任が文字にしてまとめました。

「また遊んで、また作戦会議やろう!」で終わった今日の遊び。意見を出し合ったり、共感したり、意見をまとめたり、それを人に伝えたり…。そして何より今日の楽しかった遊びを友達と共有し、深め、明日の遊びに期待をもつ。遊びを振り返る活動の中には、とても大切な子ども達の学びが隠されています。

年長組では、今、特にこうした降園活動の時間における振りかえりと明日の話を大切にしています。

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