直接契約している無農薬農家のにこにこ畑さんから「ハーブができたので使いませんか？」と連絡が。さっそく注文してパスタに使うことにしました。

細い葉のものは［ディル］というハーブで、ヨーロッパなどでは魚や肉を焼く時によく添えられています。茎も葉もさわやかな香りがするのが特徴です。子ども達にも紹介して、においをかいでもらいました。

日本人にはあまりなじみのない香りかな？と思いましたが、みんな「いいにおいがする～」「ふさふさで気持ちいい」など肯定的で、パスタもよくおかわりしていました。５月もまたハーブを使ったボロネーゼを作る予定です。またハーブが納品されたら子ども達に紹介します。

ディルの他にも、クレソンやアスパラ、新たまねぎ、春キャベツと春野菜たっぷりのパスタでした！南州農場さんのベーコンとにんにくが、春野菜と相性ばっちり！

洋風だしやバターを使いながらも、仕上げに醤油や味の母（みりん）も入れて、少し和のテイストも加えました。

生のマッシュルームもおいしいです。水煮より少し高いかもしれませんが、サラダやパスタに使うときはぜひ生のものをおススメします！

アスパラやキャベツは、麺をゆでるときに一緒に茹でました。最後2～３分加えます。麺に野菜の旨味も移り、色も良く仕上がります。

今回は、献立名をあえて「春野菜の」パスタとしておくことで、農家さんと連絡を取り合い、その週に穫れるおいしい野菜を使えるように幅を持たせてみました。今は春と夏の間「端境期（はざかいき）」で農家さんの収穫が少ない時期ですが、５月中旬からは、橋口農園さんからきゅうり・トマト・黒なす・白なす・ピーマンなどの夏野菜が徐々に納品される予定です。黒なすや白なすは伝統野菜なのだそうです。来月は「伝統野菜のみそ汁」も予定しています！給食チームもとても楽しみにしています。農家さんの収穫状況と献立の柔軟な対応で、少しでも多くの無農薬野菜を給食で使えるように工夫していきます。変更があったときは、連絡帳・ブログ等でお知らせしますので、ご覧ください。

文責：今屋