お知らせ
2022.07.28
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絵本と出会う時間 4歳児(たんぽぽ組)

こども園では、読み聞かせ、自分で見たい本を手に取り読む、絵本の貸し出しなど、絵本に触れ合う時間がたくさんあります。
今回は、先日受講した絵本についての研修で学んだことと、園での子ども達が絵本に出会う時間についてお伝えしたいと思います。
読み合う時間
先日、『絵本から広がる遊びの世界』という研修を受講しました。
その中で、私たちがよく使う『読み聞かせ』という言葉ではなく、『読みあう絵本』という言葉が使われていました。
「読みあう活動」の定義
①子どもと保育者または子ども同士が言葉、感情、表情、行動などを交わし合っている。
②楽しみながら相互に感情や行動を共有している。
③互いの感情や行動から、新たな活動(遊びなど)へ発展している。
④読みあう活動では、ヒト・モノ・コトの経験がつながっている。
ということが挙げられました。
私は、この話を聴いた時に「これって錦ヶ丘では普段の保育の中でやっていることだ」と思いました。
これを読んでくださっている、保護者の皆さんも、ご家庭でもお子さんと一緒に絵本を読む時、同じだなと思われたのではないでしょうか?
読みあうことで子どもに育まれること
①自己肯定感
②生きる上での大切な知恵やメッセージ
③豊かな感情や表現
④そうぞう(想像・創造)する力
⑤他者と共有する力
⑥伝え合う力
⑦協同する力
絵本を読みあうことでこんなにもたくさんのことが育まれるなんて、とっても素敵な事ですね。
また、同じ本でも読み手によって読み方や雰囲気が異なります。同じ本をたくさんの人にそれぞれ読んでもらうことで、子ども達の豊かな情操を育むことができます。
このブログの最初の写真にもあるように、今年度は、読み書きかせサークル「はらぺこあおむし」の方々が各クラスに来てくださって絵本を読んでくださっています。子ども達は、お母様方の素敵な読み聞かせの世界にどっぷり引き込まれていましたよ。
2学期以降も計画を立ててくださっています。子ども達だけでなく、私達保育者もとっても楽しみです。
今日は何の絵本読むの?
たんぽぽ組の子どもたちは、絵本の時間が大好きです。「今日は、何の絵本を読むの?」と楽しみにしていてくれる姿に、私自身も大好きな時間の一つとなっています。
絵本を読みあう時間ももちろんですが、子ども達が絵本を見ている姿を想像しながら絵本を選ぶ時間も大好きです。
私が絵本を選ぶ時のポイントをいくつか挙げてみますので、もしよろしければ参考にしてくださいね。
・今、子ども達が興味をもっていること
・これから興味をもってほしいきっかけになりそうなもの
・季節を感じられるもの
・自分が「この本、読みたい!」と思ったもの~この感覚は、不思議と読んだときの子ども達の反応がピッタリきます‼
など
上の2枚の写真は、子ども達が読みたい絵本を手に取り見ている場面です。一人で見たり、友達と一緒に見たり、見せ合いっこしたりなど、それぞれの楽しみ方をしています。
本を読むことが好きになる環境は、絵本が身近な場所にあり、いつでも手に取ることができる事だと思います。
たんぽぽ組では、保育室に置いておく絵本を子ども達が選んでいます。自分が読みたい絵本を選び、それを友達と一緒に読んだり、友達が手に取り読む姿を見たりすることで、ますます絵本が身近に感じられるといいなと思っています。
絵本の貸し出し
絵本の貸し出しを、年中・年長組は一週間に一回、年少組は二週間に一回行っています。子ども達は、この貸し出しをとても楽しみにしています。
たくさんの本の中から『自分が借りたい』と思う物を真剣に選んでいます。時には、年齢よりもちょっと難しいものだったり、文字が多かったりするものを借りてくる事もあるかもしれませんが、まずは、自分で手に取り、選ぶ楽しさを感じて欲しいと思っています。
保育者は、「〇〇がいいんじゃない?」という問いかけではなく、子ども達が選んだ思いを大切に受けとめるようにしています。ご家庭でも読み合ったり、挿絵を一緒に見たり、長い本の時には数ページでもいいので一緒に見ていただけると嬉しいです。
最後に、今年度は、読書環境を充実させたいと考え、準備を進めています。
子ども達が絵本を取りやすい、読みやすい環境を整えるために、新しく絵本棚を購入したり、絵本を探しやすいように分類シールを貼ったりする予定です。
また、3歳以上のご家庭から頂戴している特定保育料で絵本を購入予定です。特定保育料で購入した本には、以下のラベルを貼ります。
皆さん、どうぞお楽しみに!
文責:川宿田