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2022.10.13
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「やる気スイッチON!」パート2 「ことば編」【年少少 2歳児 くるみ組】

朝夕めっきり涼しくなり、のはら園のヒガンバナがきれいに咲いています。
暑さのため我慢していた外遊びも再開し、元気いっぱい、にぎやかに遊ぶ毎日です。
秋のこども園は自然物探しが始まって、さらに楽しさ倍増です!
言葉のやり取りが始まって
くるみ組(2歳児)になったばかりは、発語が始まり、語彙数が増えていく時期でした。
伝えたい気持ちはあっても、まだ自分の思いを言葉にして表現するのは難しかったようです。
大人がゆったりと子どもの話を聞き、子どもの気持ちを丁寧に代弁することで、子ども達は心地の良い経験を重ね、言葉のやり取りが上手になってきました。
最近は子ども同士での言葉のやり取りも見られ、ごっこ遊びを楽しんでいます。
話しだしたらどうにも止まらない
大人が、子どもの話をじっくり聞き始めると、子どもの伝えたい意欲がむくむくと湧くようです。
くるみ組(2歳児)でも、次から次へと大人の周りに子ども達がやって来て、「~ちゃん、どうぞ。」「次、どうぞ。」
と、話しを聞いてもらうことを喜んでいます。
自分が話をする順番になったら、もう止まりません!
ことばを獲得したばかりの2歳児。このころのかわいらしいしゃべり方もご愛敬。
今は伝えたい気持ちを育てています。
そのためには信頼できる人の存在が必要で、そんな存在でありたいと保育者は思っています。
つぶやきがおもしろい
その1
外でアリの長い行列を子ども達が見ていました。
大人「どこへいくのかな?」
Aくん「おんせんじゃない?」
とまじめな顔で答えくれました。
自分の経験と重ね、アリの世界にも温泉があると思ったのかな…「
その2
誕生日のインタビューで、
大人「どんな食べ物が好き?」
子ども「らーめん。」
などやり取りをして、「他に質問はない?」とみんなに尋ねると、Bくんが「はーい」と手を上げました。
何を聞くのかなと思っていると、
Bくんは「まぜごはん!」と元気に答えてくれました。
話すことが上手になってきたBくんは、自分の好きな食べ物を伝えたかったようです。
大人も子どももやり取りを楽しみ、面白がる。
それが生きる力になっていくのではないでしょうか。
その根っこを育てるために保育者は、子ども一人ひとりのありのままの姿を大切にしています。
おまけ
パイナップル・プラント
8月におやつで食べたパイナップルの頭を植え、育てています。
大きくなって、かっこいい植木になりました。
パイナップルの実がなってくれますように!
実がなったらぜひ子ども達に見せたいです。
文責:西浦