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2023.04.25

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やってみたいを大切に(5歳児 年長組)

進級した子ども達は、年長組になったことを喜び、憧れだった保育室でいきいきと過ごしています。

年中組から年長組になるにあたって、保育環境も見直しをしました。

昨年まで保育室に置いていた、レゴブロックやLaQなどの既成のおもちゃはありません。理由は、これまでに十分に遊んだことがあります。

また、今年度のテーマ『やってみるって面白い!考えるって楽しいな! 〜様々ことを経験し自分の世界を広げよう〜』を実現するために、既成のおもちゃよりも、のはら園や廃材、様々な身の回りにある物などを使っていきたいと考えています。

 

夢中になれるもの

のはら園には、季節ごとにたくさんの草花などが咲いています。子どもたちは、給食を食べるテーブルにのはら園で摘んだ植物を飾ったり、見つけた草花の名前を調べたりと、自分たちでできることや興味をもったことに夢中になっています。

保育室では、旧年長組が使っていたカルタやUNOなどに挑戦したり、年中組の時にレゴブロックやLaQで作っていたこまを、今度は、折り紙で作ったりと、意図的な環境の中で自分なりに工夫しながら遊んでいますよ。

遊びに必要な物は、これから少しずつ子どもたちと一緒に準備し、保育環境を整えていきたいなと考えています。

ここで、進級してすぐの頃に子ども達から出てきた、年長組になってやってみたいことを紹介します。

【戸外】

・水遊び

・色水遊び…絵の具以外の方法は?の問いに「よもぎでできるよ。」と教えてくれた子どもがいました。

・泥遊び

・泡遊び

・砂場で大きな山を作る

・ボール

・玉入れ

・かけっこ など

【室内】

・折り紙~旧年長組のように上手に折れるようになりたい

・製作

・絵の具

・吹き絵

・クッキング~給食室のお手伝い など

 

どうやったらできるかな?

さて、やりたい気持ちはあっても、実際にやるには準備をしたり、どうやったらできるかを考えたりすることが必要です。

ここで大切にしたいのは、大人が教えたり、やったりするのではないということです。

やりたいと思って、やってみたけどうまくいかないこともあります。たとえうまくいかなくても、自分でやってみるからこそ試行錯誤する中で気づくことや悔しいからもう一度挑戦しようとする気持ちも生まれます。できた時には、達成感や満足感などから、自信にも繋がります。

また、やりたくない、苦手なことにも挑戦できるような経験もしていきたいと思います。これから大きくなっていく中で、やりたくないこともたくさん出てきます。やりたくないと避けて通れないこともあります。

ずっと避けて通り、気づいた時には、どうしたらいいかわからないということにならないように、今から少しずつ、「苦手だけどできた」「がんばれた」を積み重ねていけるよう、私たちもサポートしていきますね。

 

一年後に「私(僕)、こんなことができたよ。」「がんばれたよ」と自信をもって言えるような一年にしていきたいと思います。

文責:川宿田

 

 

 

 

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