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2023.04.17

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新生活が始まって・・(1歳児 つくし組)

今年度がスタートして早くも3週間が経ちました。

新入園児も進級児も、新しい環境に囲まれて園生活を過ごしています。

今回はつくし組での生活がスタートしてから、今日までの新入園児・進級児のそれぞれの様子と、保育者の思いをお伝えしたいと思います。

 

新入園児の子どもたち・・

初めての環境、初めての大人、初めての友達と、「初めて」づくしの日々。

最初は涙が出たり、不安そうな表情で過ごしていた姿がよく見られました。

その度に、

「大丈夫だよ」

「ママが良かったよね」

と、子どもたちの気持ちに共感しながら、保育者に抱っこやおんぶをしてもらって過ごすことで、最近では落ち着いて過ごす時間も増えてきました。

カートに乗ってお散歩へ出ると、ひらひらと舞い落ちる桜を指差して「おっ」と教えてくれたり、

保育者がのはら園に咲くお花を摘むと、

「ちょうだい」と言わんばかりに笑顔で手を伸ばす姿も見られるようになりました。

また、「おいで」と保育者が手を広げると、真っ先に胸に飛び込んできてくれるようになりました。

子どもたちの中に少しずつ、

「ここは安心できる大人がいる」

という気持ちが芽生えてきているのかなと、嬉しく温かな気持ちになります。

進級児の子どもたち・・

進級児の子ども達は、新入園児やれんげ組の友達に興味津々です。

おもちゃを持って来てくれたり、泣いている友達の頭を撫でたり・・

どんなに小さくても、すでに心の中に友達を思いやる優しい気持ちが育っていることを実感します。

一方で、友達とのやり取りも盛んなので、物の取り合いなどで自己主張する場面も。

思わず大人が介入してしまいそうになりますが、危険な場面が予測されない限りは、子どもたちの自己主張・自己発揮の場面を大切にして、

子どもたちからどんな表現が出てくるのかを引き出したいと、日々見守り関わっているところです。

 

私たち保育者の思い…

4月のつくし組の「週のねらい」には、

「一人ひとりの生活リズムを大切に~」

という文言が入っていました。

現在、新入園児、進級園児ともに、それぞれ家庭や園で作り上げてきた生活リズムに加えて、子どもたちの意思や、その日の体調など考慮すべきことも踏まえて過ごします。

そのため、午前中は室内で遊ぶ子、カートで戸外に出ている子、午睡の時間も同じ保育室にいても寝ている子がいたり、遊んでいる子がいたりと様々です。

食事も、個々の様子をみながら時間をずらして過ごしています。

それぞれに大人が傍につき、子どもたちの様子を見ながら、子どもに意思を確認し、その意思をなるべく尊重しながら生活をしているところです。

このような日々の繰り返しによって、子どもたちの中に周囲の環境や大人への安心感が育っていきます。

前回のつくし組のブログでお伝えしたように、今年度のつくし組の保育テーマは

『やってみよう!』~安心の中で踏み出す第一歩~

です。

一歩踏み出すための力となる揺るぎない安心感は、その場限りや特別な事ではなく、日々の積み重ねの中から作り上げられると考えます。

新入園児、進級児ともに新しい生活の中で本当によく頑張っているなと感じています。

まだ新学期が始まったばかりですが、大人も子どもも、少しずつ慣れてきたり、疲れが見られだす時期です。安全に気をつけながら、また保護者のみなさまもどこかでホッと休めるひとときを作りつつ(園を上手く活用してくださいね!) 、一日一日を大切に過ごし、いろんなことを一緒に経験していけたらと思います。

 

文責:髙山

 

 

 

 

 

 

 

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