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2023.05.24

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子ども一人ひとりが輝く遊び!( 2歳児 くるみ組)

早々と陽ざしが強い時期となってきました。戸外遊びも大好きな子ども達ですが、最近は室内でも色々な遊びを楽しんでいます。

その中でも子ども達のお気に入りは新聞紙遊びです。

活動を始める前に、

「新聞紙遊びをするよ!」

と子ども達に教えると、

「やったー!」

と嬉しそうな表情を浮かべて喜ぶ声が聞こえてきました。

部屋に広がった新聞紙を目の当たりにした途端、海へとダイブするように、新聞紙の中に飛び込み、ダイナミックに遊んでいました。

新聞紙をたくさん抱えて、勢いよくばらまく子

新聞紙をビリビリ破く子

と、子ども一人ひとり違った遊びが広がっていました。

 

どんな形かなあ?

子ども一人ひとり違った遊びが展開されている中、自分で破った新聞紙の形をじっと見つめる子どもがいました。また破った新聞紙を見せてくれる子どももいて、

「これは何?」

と見せてくれた新聞紙に指をさして聞いてみると、

「キリン!!」

と大きな声で教えてくれました。その形をよく見てみると、細長い部分がキリンの首が長い部分を捉えているようでした。とても素敵な想像力だなと感じました。

新聞紙遊びでは、新聞紙の音や感触で子どもの五感が働いたり、偶然に破ってできた形がどんな形に見えるのか考えたりと、子どもの様々な育ちが引き出されます。

子ども一人ひとり違った感じ方や考え方が溢れ、私達保育者も毎回感心するばかりです!

 

広がっていく遊び

月日が流れるにつれて少しずつ成長している子ども達。

新聞紙の遊び方にも変化が出てきました。

新聞紙を破く、丸める、触れるといった動きだけでなく、丸めた新聞紙を箱の中へと投げて入れてみたり、新聞紙を細く丸めて剣を作ったりと、一枚の新聞紙から自分達が作りたいものを作る姿や遊ぶ姿が見られました。少しずつ友達に興味を持って関わる姿もあり、子ども達で違う遊びへと発展しています。

一枚の紙から様々な遊びへと広がる新聞紙遊び。これから子ども達の遊びがどのように広がり、発展していくのか楽しみです。

これからの子ども達

今の子ども達はとても新しいものに興味を示してくれます。

そのような子ども達の興味を大切にしながら、様々な活動や遊びを一緒に行っていきたいと思います。

毎日遊びの中で考えたり、発見したりと、子ども達の新しい姿が生まれていきます。

これから一人ひとりが、それぞれの気づきを表現しながら、新たな発見から学びを深めていけたらと思います。

文責:寺口

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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