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2023.08.22

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ブルーベリージャムを作ろう!(2歳児 くるみ組)

先日、年長組さんがブルーベリーを収穫してきました。

その様子のブログはこちらをご覧ください。ブルーベリー収穫体験!(5歳児 年長)

今回のブログでは、そのブルーベリーを使って、自分達で作って食べる経験をしてほしいと思い、年長さんに収穫した物をいただき、食育活動としてクッキングを行いました。

クッキングでの子ども達の素敵な姿や様子をお伝えしていきたいと思います。

なに作る?

ブルーベリーの実物を見た子どもたちは食べられるものだと知り、くるみ組の子ども達と何を作ってみたいか話し合いを行いました。

「ジュースを作ろう!」

「ケーキを作ろう!」

とそれぞれが考え、自分の意見や思いを伝える姿が見られました。

くるみ組の子ども達全員の思いや意見はどれも素敵なものでしたが、その中でも全員が賛成したブルーベリージャム作りに決まりました。

 

クッキングスタート!

まず最初にクッキングを行ううえでの約束事を伝えました。

今回は包丁と火を使う場面があったため、包丁と火の危なさを詳しく伝えました。

子ども達も避難訓練等で火の危なさを覚えていたようで、

火は危ない!」

と言葉に出して認識している様子でした。

そして約束事を守ってじっくりと調理過程を見守る姿がありました。

 

ブルーベリーと砂糖を煮詰まっていくと

「ジュースができている!」

「甘い匂いがしてきた!」

と子ども達の発見のつぶやきが飛び交いました。

透明鍋を使って行ったことで、鍋の中がどうなっているのか見ることができ、気づいたことを友達や大人に伝えたり、

混ぜる工程を体験したりすることでクッキングの楽しさを感じ、興味を持ったようです。

 

ブルーベリージャム完成!

 

 

 

実際に子ども達で作ったブルーベリージャムをクラッカーにのせて食べてみました。

すると味が苦手だと感じる子どもは見られず、ほとんどの子ども達が美味しそうにブルーベリージャムを食べていました。

子ども達の

「おいしいね!」

という言葉が溢れ、手についたジャムまで舐めるほど、美味しそうに食べる表情がとても素敵でした。

実際にクッキングに参加することで、どんな味になるのか想像する体験となり、より食に対して興味・関心がうまれる機会へとなったように感じます。

 

年長組さん、ありがとう!

最後は、ブルーベリーをいただいたお礼に年長組さんに作ったジャムをプレゼントしました。

くるみ組の子ども達は少し恥ずかしさを見せながら、受け取ってもらえると、

「嬉しい気持ちになった!」

とプレゼントする喜びや、自分の気持ちを教えてくれる素敵な姿も見られましたよ。

 

食から様々な学びへと

自分達の手で一から野菜や果物を育てて、収穫し、それを調理して食べる体験を行うことで、子ども達の食に対するありがたみや食べることの楽しさ、また食で人とのつながりが生まれることをこれからも体験してほしいなと感じています。

クッキング中は興味津々で、活動後も図鑑で探す姿が見られ、心に残る食育活動ができたと感じました。

今回のクッキングを活かし、様々な学びへとつながる食育活動をこれからも行いながら、子ども達のつぶやきや気持ちを共有できるよう、これかも子ども達と同じ目線に立って関わっていきたいです。

文責:寺口

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