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2023.08.04

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ブルーベリー収穫体験!(5歳児 年長)

先日、年長組の子どもたちとブルーベリー収穫体験に行ってきました。

園長の堂園が、社会福祉法人ゆうかりのゆうかり学園の理事をしていることから、今回は特別にお声掛けいただき、実現した活動です。

ブルーベリー畑は、子ども達が収穫しやすいように丁寧に整備されており子ども達も過ごしやすく、自然の心地よさを存分に感じることができました。

特に風が気持ちよく、風や虫の音に耳を澄ませたり植物(草・ブルーベリー・みかんなど)の匂いを嗅いだりして五感を使って自然を感じる経験となりました。

 

ブルーベリーってどんな果物?

ブルーベリー狩りに行くバスの中で、こんな質問をしてみました。

「ブルーベリーってどんな果物?」

すると、

・紫色

・小さくて丸いよ

・最初は緑で紫色になる

・木になってるよ

などなど、ブルーベリーがどういう物なのか知っている子ども達が多くいました。

そして、今回は栄養士も一緒にブルーベリー狩りに行ったため、話はクッキングについて広がり、『収穫した後どうしたい?』『どうやって食べたい?』という想像や期待感も膨らんでいました。

どのブルーベリーが美味しい?

ブルーベリー畑では、畑を管理されている職員の方から、美味しいブルーベリーの見分け方について教えていただきました。

ブルーベリーに興味を持った状態で参加することができたため、すごく真剣な様子で話を聞いていた子ども達。

初めは、ブルーベリーの色は、赤や紫色が美味しいと思っていた子ども達でしたが、話を聞いてみると「黒っぽくなっているブルーベリー美味しい」とのことで、子ども達の中には少し驚いているような表情の子もいましたが、すぐにブルーベリーの木に目を向けていました。

ブルーベリーの色や形、大きさによっても味が違うことを知り、いざブルーベリー狩りへ!

 

「このブルーベリー黒っぽいよ」

「このブルーベリー大きくて美味しそう!」

「小さい実も美味しいよ!」

「舌の色が紫色になってる!!」

子ども達の様子を見ていると、ブルーベリーを収穫する際に、教えてもらったことを思い出しながら探す姿がありました。

どんな姿かというと、目の前にある物をどんどん収穫するのではなく、色や形、大きさを見ながら、「これだ」というブルーベリーを見つけて収穫していたところです。

そして、食べて見ながら、『どんなブルーベリーが美味しいか』見分けたり、舌の色が変化することにも気づき、面白がる様子も見られました。

今までの子ども達だと、沢山収穫したいという思いの方が大きかったと思います。ですが、『美味しいブルーベリーはどれだろう』という思いを持って収穫することで、一つひとつに目を向け、じっくり観察しながら収穫しようという気持ちがでてきたのではないでしょうか。自然に触れてみることで、「自然に触れるって楽しい」という思いから、「もっと知りたい」という気持ちに繋がっていきます

 

感謝の気持ちを伝えたい✉️

ゆうかり学園を後にするとき、職員が施設の方へお礼に行く様子を見て、「お礼を書きたい!」というつぶやきがあり、一緒に作成することに!五十音表を使ってみたり、友達同士で教え合ったりしているうちに、心温まるお手紙が出来上がりました。

手紙には、

「ありがとう」
「ブルーベリー美味しかったよ」
「ヨーグルトに入れて食べました」「これからも美味しいブルーベリーを作ってね」

などなど、子ども達なりの感謝の気持ちが伝わるものでした。

 

こども園以外の人との関わることで育つこと

今回、地域の施設の方と関わる中で、子ども達なりに公共のルールや普段とは違う場ということを意識して過ごすことができていました。

普段から、環境に合わせて遊ぶ活動を行っているからこそ、普段と違う環境でもその場の環境に合わせることができるのだと思います。

地域や園以外の方と関わることで、公共のマナーだけでなく、社会とのつながりも感じることができる機会になったのではないでしょうか。

自然の中で過ごす心地よさを感じるとともに、この素敵な自然があるのは、当たり前なのではなく「ここを管理している大人がいる」「天候によっても違う」ことにも、気付いたり感じたりすることができました。

自然に触れることが好きな子ども達にとって、今回の体験がさらに自然への興味・関心に繋がり、遊びが広がっていくよう保育の環境を整えたり保育者の関わりを工夫したりしていきます。

 

最後に、ゆうかり学園の皆様。ありがとうございました。心から感謝いたします。

文責:武石

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