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2023.10.27

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10月合同避難訓練(地震)

10 月は、姉妹法人の錦ヶ丘プラス+と合同で、中度地震M5以上M7未満を想定した避難訓練を行いました。

 

今回の避難訓練の目的は、

「地震が起こった時に身を守り、避難する方法について確認する」

「こども園とプラスの職員が声を掛け合い、協力して避難誘導する」でした。

また、今年度初めての試みとして、

◯こども園からプラス園庭へ二次避難

◯避難時は靴を履いて避難

を行いました。

 

訓練開始〜一次避難(こども園園庭)

活動中に、非常ベルが鳴り、訓練が始まりました。

子どもたちは、大人の声をよく聞いて、

安全な場所でだんごむしポーズをとり、身を守ることができていました。

次の放送後、こども園園庭へ一次避難です。

今回は、靴を履いての一次避難で、

子どもたちの混乱も予想されましたが、

全員予定時刻より早く、無事に避難完了しました。

 

余震発生〜二次避難(プラス園庭)

その後すぐに、余震の発生です。

「余震により、建物が倒壊の恐れがあります。プラスへ避難します。」という担当の呼びかけで、

すぐに近くの職員が、のはら園へ避難経路の確保と、

プラスへの避難報告へ向かいます。

もちろんこの間も、子どもたちには

別の職員がしっかりついて、子どもたちの安全を守っています。

避難経路の安全が確認された後、プラスへの二次避難が行われました。

普段は自然豊かな園庭環境であるからこそ、

有事の際は、避難経路に倒木や幹折れ、斜面崩壊などが起きていないかをよく確認する必要があります。

 

2歳以上児の子どもたちは、プラスへの避難という、

いつもとは違う流れに少し戸惑った様子も見られましたが、

「びっくりしたね、大丈夫だよ」と大人に声をかけてもらいながら、避難しました。

0.1歳児のこどもたちも、カートや抱っこで大人と一緒に避難しました。

 

二次避難完了

両園無事に全員避難完了したのは、予想時間より5分早い時間でした。

いつもと違う流れや動きでも、落ち着いて避難出来ていたのは、

いつもの訓練、月1回の訓練を大切に積み重ねているからこそだと感じます。

避難完了後は、

地震や火事の際のこどもたちとのお約束

「おかしもち」の確認と、

両園職員による消火訓練を行いました。

最後に

今回プラスへの二次避難の際は、

プラス職員が何名も避難のサポートに駆けつけてくれました。

日頃から、保育や研修などで交流を図っている両園ですが、

非常時も、施設の垣根を超えて、

全員で子どもたちの命を守り、安全に避難誘導できるよう努めていきます。

 

新園舎への引越しを前に、

いつもとは違う訓練を通して、

私たち職員にとっても、今後への課題や注意点を見つめ直す良い機会となりました。

今後もさまざまな想定のなかで、

すべての命を守るための避難訓練を実施していきます。

 

地震の多い国にいて、

これからの時期は、寒さや空気の乾燥から、

火事のニュースを耳にすることもあるかもしれません。

 

むやみに子どもたちに恐れを感じさせる必要はありませんが、

子どもが自分の命を守るための方法を知ること、

それを大人が教えることも、

大切で、必要なことだと感じます。

ご家庭でもぜひ、

「だんごむしポーズってどうやるの?」

「おかしもちってなに?」

という問いかけから、

もし地震や火事が起きたらという話をされてみてくださいね。

文責:髙山

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