お知らせ
2023.12.09
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自然物で広がる遊び(2歳児 年少少)

新しい園舎で過ごすようになってから約2週間経ちました。
旧園舎の工事が始まり、なかなか園庭で遊べなくなりましたが、これまで子ども達は大好きなのはら園でたくさんの自然物に触れながら、季節の移り変わりを感じてきました。
赤、黄色と色づいた落ち葉やどんぐり等の自然物を見つけたり、拾ったりと探索活動をする中で、自然物に触れながらのはら園で遊ぶ子ども達の様子をお伝えしていきたいと思います。
様々な角度から自然探索を楽しむ
秋の季節の色へと変わったのはら園で探索活動を行っていると
「見てみて!」
「何かあったよ!」
と大きな声で見つけたものを教えてくれる子どもの姿がありました。
何を見つけたのか見てみると、木の上にきのこが生えていました。自分自身きのこは下に生えているものだと思っていましたが、のはら園では木の上にきのこが生えていたのです。
子ども達も
「なんだろう?」
「触ってみたい!」
ときのこに興味津々の様子でした。
子ども達の自然探索での視線は、上や下など様々な角度から探索活動を楽しんでいます。また見つけた自然物を友達や保育者と共有するなどと、たくさんの自然物に触れる中で友達と関わりながら発見する楽しさを感じていました。
ただ見つけるだけでなく、そこから「なんだろう?」と自然物に興味を持って考えたり、友達にも教えてあげたいと友達と関わって探索活動を行ったりと、子ども達の成長を感じました。
自然探索から自然遊びへ
子ども達は自然物を使って友達と遊んだり、見立て遊びを楽しんだりと子ども達それぞれが遊びを見つけて楽しむ姿がよく見られました。
ある子ども達はどんぐりを築山から転がし、どんどん転がっていくどんぐりを一緒に見て笑い合ったり、木の棒を縄に見立てて山登りごっこをしたりなど、見立て遊びからごっこ遊びに広がっていきました。
様々な自然物に興味を持って自然探索をし、自然物で遊ぶ姿がもっと出てくるように、四季折々の自然遊びを知ると共に、自然遊びから子ども達の遊びが広がっていくよう、一人ひとりの遊びへの主体性を大切にしていきたいです。
寒くなってきた冬の自然物遊び、どんな発見があるのか楽しみです。
文責:寺口