お知らせ
2023.12.07
Blog
今までとこれからに、ありがとう

新しい園舎での生活にも少しだけ慣れてきた12月のはじめ、
新園舎の建設や引っ越しに携わってくださった方々を招いて「ありがとうの会」を開きました。
新園舎が無事に出来上がったことだけでなく、今まで過ごした旧園舎へも「ありがとう」の気持ちをたくさん込めた「ありがとうの会」となりました。
今までに「ありがとう」
旧園舎で子どもたちが過ごした歴史は44年。
昨年度入職した私は、旧園舎と2年ほどしか過ごせませんでしたが、それでもたくさんの思い出があります。
子どもたちが日向ぼっこができるテラスや広々としたリズム室、子どもたちと過ごした保育室が頭の中に浮かびます。
雨が降れば天井から雨漏りをすることもあるし、夏は暑くて冬はとっても寒い旧園舎でしたが、この環境の中で工夫しながら保育をしたり、時に不便な状況も楽しみながら子ども達と四季を感じて過ごしたり、という時間が私は大好きでした。
「今日はさむいね」「おひさまがあったかいね」「雨の音がするね」「のはら園からお花の香りがするね」
そんな子どもたちとのやりとりが日常にある環境が、とても貴重であったように感じます。
子どもたちに旧園舎の思い出を聞いてみると、
「のはら園や園庭が好き」
「リズム室が好きだった」
「テラスで給食を食べたのが楽しかった」
と子どもたちそれぞれに大好きな場所やお気に入りの場所と、それに付随する思い出がたくさんあるようです。
保護者の方の中には、錦ヶ丘幼稚園時代の卒園生もいらっしゃり、旧園舎との別れを惜しむ声もありました。
過ごした年数は関係なく、誰にとっても思い出深い楽しい場所だったことがよくわかります。
今回開催した「ありがとうの会」は、ただ新しい園舎が無事に出来上がったことへのありがとうの気持ちだけでなく、お世話になった旧園舎を思い出しながら、旧園舎へのありがとうの気持ちも込めていました。
旧園舎取り壊しまでの少しの期間、年中・年長の子どもたちは旧園舎にありがとうの気持ちを、お部屋にペイントをして表現しました。
これもまた一つ、子どもたちの記憶に残る思い出となっていると嬉しいです。
いろんな人の協力と労力が集結した新園舎
新園舎建築にあたり、限られた期間で工事を進めてくださった建築会社の皆様、
新園舎建築にご理解、ご協力くださった近隣の皆様をはじめ、私たちが新しい園舎での生活を送れるまでにたくさんの方々の協力をいただきました。
旧園舎からの引っ越しに伴い、保護者ボランティアの方々に日替わりでお越しいただき、大量の絵本や家財道具をまとめていただきました。
同法人のまふぃん、こども園プラスの職員や職員の家族にも引っ越しへの手伝いをもらいました。皆様のご協力に感謝しております。
アフタースクールの錦ヶ丘に通う子どもたちは、新園舎完成を祝うために歌の練習をし、「ありがとうの会」で披露してくれました。
今回開催した「ありがとうの会」が、携わってくれたたくさんの人への「ありがとう」が伝わる機会になっていると嬉しいです。
子どもたちにとっては、「こんなにたくさんの人が関わってくれたんだな」と知るきっかけになったように思います。
子どもたちも、「ありがとうの会」で自分なりの感謝の気持ちを伝えるため、園歌を日々練習して披露することができました。
自分たちの気持ちを乗せた歌で、来てくださった方々が笑顔になってくれたり、拍手をしてもらったり、温かな気持ちで「ありがとうの会」は幕を閉じました。
これからも、ありがとうが続きますように
地域の人との関わりが薄くなっていると言われている昨今、
私自身もかつて暮らしていた大阪では、隣の家に誰が住んでいるのかもわからない状況で暮らしていました。
心理カウンセリングを行う中でも、「頼れる人がいない」「相談相手がいない」「一人で子育てしているように思う」という相談をたくさん受けてきました。
今回、新園舎への引っ越しと「ありがとうの会」を経験する中で見えてきたものは、
「ありがとうって言える存在がいるって素敵だな」ということです。
「ありがとう」「お世話になります」「いつも助かっています」と言える存在がいて、困ったときにはすぐに駆け付けてくれる誰かがいることは、当たり前のことではありません。
「当たり前ではないものが目に見えて存在している」ということは、錦ヶ丘にとって今後も大きな財産となると感じています。
これからも、私たちが「ありがとう」と言えるコミュニティが存在していきますように、そして
たくさんの方に「ありがとう」と言ってもらえるようなこども園になるように、錦ヶ丘の一員として努力を続けていきたいと思います。
文責:津田