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2024.03.25

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楽しかった1年をありがとう!(2歳児 年少少組)

あっという間に一年が過ぎ、3月もあとわずか。年少々組の子ども達は、2階のお部屋で過ごすことを夢見ながら、「もうすぐで年少組になるんだ!」と進級を心待ちにしています。

4月の頃は、新しい環境にどきどきしながら、「ママがいい~!」と涙したり、ましゅまろはうすで過ごした日々を恋しがったりする姿が見られていましたが、今では、新しい環境になることに期待感を持ちながら、友達と伸び伸びと過ごす姿へと成長しています。

1年間を振り返ると・・・

今年の年少々組のテーマは、『うれしい・たのしい・だいすきを見つけよう〜一人ひとりのときめきを大切に〜』でした。

遊びの中で「飛行機だ!」「どんぐり見つけた!」とたくさんの発見を教えてくれる子ども達。

発見することへの喜びや楽しさを感じながら、その発見を「これはなんだろう?」「こんな遊び方があるんだ!」と、自分達で新しいことに気付く姿へと変わっていきました。

この一年で友達の存在に興味をもち、関わることへの楽しさや嬉しさを感じるようになってきています。

時には、友達と気持ちがぶつかり、嫌だった思いを噛みつきや引っ掻きで表現することもありました。気持ちを大人に受け止めてもらう経験を重ね、少しずつ言葉で自分の気持ちを友達に伝え、トラブルが解決する場面も見られるようになりました。友達とブロック遊び、友達とままごと遊びと “友達と一緒に” が増えてきています。

これからの友達との関わり

わらべうたの活動の場面で、保育者が「一緒にしよう!」と一人の子どもに声を掛けることがありました。しかし、その子どもは友達と一緒にやりたくて、「いやだ、⚪︎⚪︎くんとするの!」と、自分の気持ちを教えてくれました。

この子に限らず、ほとんどの子ども達が、自分から友達に「一緒にしよう!」と言葉を掛け、保育者と一緒にする子どもはおらず…

この場面から、子ども達の友達と一緒にやりたい気持ちが芽生えている姿に嬉しく思いましたが、少し寂しさも感じる自分もいました。

これからますます友達との関わりが発展していきます。友達の関わりが深まってくると、子ども同士のやりとりの中で「遊びにいれない」「あっちにいって!」と嫌な経験をすることもあるかと思います。

その際は、お互いの思いを受け止めながら、仲立ちをし、相手にも気持ちがあることに気づくきっかけになるように関わっていきたいと思います。

お子様の園での様子で不安に感じることや進級するうえでの悩み事がありましたら、これからもいつでもお気軽にお声掛けくださいね。

これから子ども達がどんな姿へと成長していくのかとても楽しみです。

 

最後に

この一年は、昨年4月に保育者となった私にとって、初めて子ども達の成長に携わる一年となりました。

最初は、子ども達とうまく関係が作れるかと不安でいっぱいでしたが、その不安をとっぱらうように、こども達は駆け寄ってきてくれました。その姿にとても助けられたことを今でも思い出します。

とても素直で、可愛くて、感情表現が豊かなくるみ・あんず組の子ども達。1年を一緒に過ごした時間が、とてもかけがえのない時間となり、とても幸せでした。

 

保護者の皆様とも、お子様の成長をともに見守ることができたことにとても感謝しています。これからも子育てのパートナーとして、子ども達の成長を暖かく見守っていきたいと思います。

楽しい1年間をありがとうございました。

 

文責:寺口

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