お知らせ
2024.12.25
Blog
日々レベルアップする子ども達! (2歳児 年少少組)
あっという間に時が過ぎ、気づけば12月も残りわずかとなりました。
今年一年、自分でできることがたくさん増え、友だちと関わって遊ぶ姿も増えてきた子ども達。ご家庭での様子を見ていても、間近で成長を感じる場面が増えてきたのではないでしょうか。
今回は、子ども達が大きく成長したことや、自分達でできるようになったことを紹介していきます。
こんなにもできるようになったよ!
現在子ども達は、着脱面・排泄面・食事面と、様々な場面で沢山の「できること」が増えてきました。
〇着脱面では、
・自分で洋服を脱ぎ着すること
・脱いだ洋服を畳むこと(畳める子どもは畳んでから片付ける、練習中の子どもは畳み方を知り、保育者と一緒に畳んでいます)
・持ち物のマットを自分で畳み、元の場所に戻すこと
・帰る準備を自分たちですること
子ども達一人ひとりのできる範囲は違いますが、できた友達に感化され、やってみようとする子どもの姿も見られます。
大人との関わりが中心だった子ども達も、今では友達とお互い高め合いながら過ごしています。
〇排泄面では、
・トイレでオムツを替える流れが身に付き、自分で排泄をした感覚や出る感覚を教えられること
・排泄のタイミングが合い、トイレで成功する回数が増えたこと
・パンツで過ごせるようになってきていること
来年は、トイレの環境がガラリとかわり、ドア付きの個室トイレとなり、トイレ感をより感じる環境へとなります。
現在、おむつ・ズボンを全部脱ぐのではなく、脱がずに下ろして便器に座るよう練習しています。
最初は「着衣を下ろし、そのままトイレに座る」ことが難しいと思いますが、繰り返し経験していく中で、「できた」喜びから自信に繋がり、よりトイレへの自立にもなるように願いながら、援助をしています。
ご家庭でもぜひ挑戦してみてくださいね。
〇食事場面では、
・準備されているおかわりが、子ども達の「食べたい」気持ちに追いつかないぐらい食べる量が増えていること
・食べられる食材がどんどん増えてきていること
・食べこぼしが減ってきていること
先日、来年度給食時間を過ごすランチルームで給食を食べました。
自分でおかわりを取りに行ったり、食べ終わった際は自分で下膳したり等・・・。給食の流れをしっかりとこなす子どもたちの姿を見て驚きました。
現在は、お皿に手を添えて食べる又は、お皿を持って食べるよう声掛けをしたり、一緒にお皿を持ったりと、簡単な食事のマナーを伝えられるよう援助しています。
また、おかわりをしたり、片づけをしたりと少しずつ自分のペースで食べられるようになってきている今だからこそ、食べる楽しさをもっと伝えていきますね。
一緒に遊ぶって楽しい!
「友だちと一緒に遊びたい」「あの友だちと遊びたい」「友だちの姿を見て真似してみたい」と、大人よりも友だちとの関わりを求めている子ども達が増えています。
一緒に遊んでいく中で、関わる楽しさを感じたり、自分の思い通りにいかず悔しかったり、嫌なことをされて悲しかったりと、人間関係を学んでいる真っ最中です。
自分の気持ちを我慢し涙を流したり、泣いている友だちを見て、「なんで泣いているの?」「大丈夫?」と言い頭を撫でてあげたりできる子ども達。
今後、より他者との関わりが増え、友だちとのトラブルももっと増えていきます。そのような場面が訪れても、自分達で解決する能力が少しずつ身につき、より友だちと遊ぶ楽しさを感じらるようになってほしい!との願いから、子ども達の様々な気持ちをどんどん引き出し、子ども達自身が友だちとの関わり方について気付けるような声掛けをしたり、気持ちを代弁して友だちに伝えてあげたりしながら見守っています。
来年度は…
子ども達の姿を振り返ると、何度も失敗を重ねながら、できるようになったことがどんどん増え、日々生活を共に過ごす中でも多くの成長を実感します。
現在進級に向け、自分の事は自分でする経験を積んでいる最中です。降園準備や階段の昇り降り、水筒の練習、鞄を自分で持って歩くなど・・・。
どんどん新しいことに挑戦していく一方、子ども達のできることもどんどん増えていきます。大人の手が少しずつ離れていき、基本的生活習慣が確立しようとしている今。
自分でできることが増えると嬉しい反面、手元から少し離れた寂しさも感じますが、子ども達が「自分でできる姿」を沢山認めながら、子ども達の自信へと繋がるよう温かく見守り、援助していきます。
ご家庭でも、園の準備を一緒にしてみたり、自分の足で登園してみたりと、子ども達の”自分でできた”姿を共に温かく見守っていきませんか?
残りあと3ヶ月。日々レベルアップしていく年少少組の子ども達の姿に私も感化されながら、今後も楽しい日々を送っていきます。
進級にあたり、心配事がありましたらお気軽にお声がけくださいね。
文責:寺口