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2025.03.21

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保育観察を通して思うこと

私(こども園の副園長)と姉妹園「認定こども園錦ヶ丘プラス+」の副園長は、毎月2回お互いの園の共通の学年に入り、保育を観察しています。目的は、両園の保育の質を向上させることと、姉妹法人として園の方向性を揃えること、です。2つの園が1つのチームとして保育を行い、子どもたちを違う角度から見つめる学びの日です。担任は、少し緊張するようですが、しっかりと目的意識もあるようで様々な質問が挙がります。

 

今月は、3歳児クラスの保育に入りました。こども園の活動は、ままごと遊び。活動のねらいは、「ままごとの中で、配膳の動きをやってみようとする」でした。

4月になったら、年中組に進級です。その前に、給食の配膳を自分でできるようにするために、「遊びの中で、生活に必要な動作を引き出そう!」と、子どもたちのお気に入りのままごとコーナーを用意しました。

おたまやしゃもじなどの道具を使って、手首をひねったり、お茶碗の高さを工夫したりして、「どうやったら、こぼさずに注ぐことができるか?」と工夫を凝らしながら繰り返し遊んでいたようです。また、ごっこ遊びを通しての活動でしたので、友達と言葉の交わし、イメージや場を共有しながら楽しく活動できたようです。

 

活動を振り返り、次につなげる

保育観察の最後には、必ず保育活動の振り返りをします。参加者は、保育を担当した職員と学年のリーダーと副園長です。

振返りの中で、今日の活動を通して、「ねらい通りに子どもの成長を引き出せたかな?」「もう少し、こんな工夫をしたらねらい通りの動きを引き出せたかもしれない」「あの言葉かけはすごく良かったよね!」など、良かったことや改善したいこと、次に見えてくる子どもの成長などを、話し合います。

特に時間をかけるのは「子どもの成長を促すためにどのような活動が必要か」ということです。普段の保育の中の子どもたちの遊びの姿やつぶやきから、子どもが今どんなことに興味があるのかを洗い出し、引き出したい具体的な行動を明確にしていきます。そして、その目的を達成するには、保育室をどのように使うか?道具はどんなものを使うか?、道具の個数はどうするか?などを細かく決めていきます。「保育は、環境を通して行う」と言われるほど、環境設定がとても重要ですので、ねらいを達成するための手段も話し合います。

振り返りではお互いの園の取り組みについても伝え合います。両園の園訓や目指す園児像は同じですが、お互いの保育実践を見たり聞いたりすることで更に保育の広がりにも繋がっています。

 

先にご紹介した3歳児の活動の振り返りでは、お玉を使った遊びが深まっていたことや次の展望としてお箸の使い方を遊びの中で獲得できたらいいね!という話になり、ままごとコーナーにお箸を設置することになりました。

今後も、2つの園を一つのチームとして捉えて、様々な取り組みを計画し、保育の広がりや職員の資質向上に努めたいと思っています。

文責:副園長 後藤

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