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2020.06.03

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くるみ組の子どもの様子

園庭に落ちている、なたおれの木の実を拾って集める姿や、実った、さくらんぼやキイチゴ、グミを食べたり、午後保育のおやつで、びわやプルーンを食べ、実や種に触れる経験をした子ども達。そこで、興味や関心をさらに深めたいと思い、昨年度の子ども達と育てた、大輪のひまわりの種があったので、子ども達に見せてみました。「これ見たことあるかな?」と質問すると、「これ何だろう?」「ちっちゃいの」「白と緑の粒々」との声。まだ、お話は出来ないけど、種をじっと見たり触ったりする姿もありました。こちらが期待していた、「種」という言葉は、出てきませんでした。考えてみると、子ども達がこれまで出会ってきた種は、実とその中に入っている種。実と種があるからこそ区別ができ、種を意識できるのだと思いました。なので、種だけ見てもわからいのだと推測しました。そこで、「ひまわり」という、絵本を読んでから、種まきしようかとも考えていたのですが、今回は、子ども達の発見や気づきから、「種」という言葉を引き出したいと思い、保育者側から、ひまわりに関する情報は発信しないで、種まきをすることにしました。「この小さい粒は、土のお布団が好きだから、1の指で穴を開けて、ねんねさせてあげようね。」とだけ伝え、種まきをしました。これから、くるみ組の子ども達が、植物の成長をどのように発見し、どのように表現をしていくのか見守っていきたいと思います。子どもの関心が向くよう保育室には、種を触ったり、見たりできるようにしています。                                     文責: 山﨑

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