お知らせ

2020.06.10

Blog

給食紹介*とうもろこしの皮むき(動画あり)

食育活動を行う時は、五感を使うことを意識しています。本物の野菜に触れ、下処理の手伝いをすることは、食に興味を持つきっかけになるだけでなく、旬の野菜を覚えたり、野菜のにおいを感じたりすることも目的です。葉っぱを破いた時に手につくにおい、実を潰した時のにおい…。こどもの頃に経験した『におい』は、大人になって同じにおいを嗅いだ時に記憶を呼び起こします。ハウス栽培の技術が発達し、スーパーへ買い物へ行っても昔ほど旬を感じる機会が減ってきましたが、旬の野菜は地球にとって余計なエネルギーや農薬を使わずに育てることができますし、なにより新鮮で美味しいです!大人になって野菜のにおいを感じた時、「旬のとうもろこし、おいしかったなぁ」という記憶が蘇ると嬉しいです。

とうもろこしの皮むきの様子(動画)

今回はとうもろこしは、そのまま蒸しておやつで頂きました。時折、前歯を使って実をかじり取るということがちょっと難しい子もいます。離乳食のころに、歯茎や歯でかじり取る経験をしていると、初めてとうもろこしに出会った時でも、「かじる」ことができます。園の離乳食では中期頃からスティック状に野菜を切り、柔らかく煮て、手づかみ食べや「かじる」行動を促しています。

手づかみ食べは、こどもの発達でも重要な行動のひとつです。手が汚れても、そのつど拭かなくて大丈夫。食べ物の感触を十分に感じさせてあげてください。詳しくはまた後日blogで。13日の離乳食講座でもお話します。

土曜日のかぼちゃスープは、たまねぎ、にんじんを1時間以上蒸し煮して、野菜のだしや甘みを十分に引き出し、洋風だしと塩コショウのみで味付けしました!優しい味のスープが大人気でした。旬のジャガイモを使った肉じゃがも人気。にこにこ畑さんの無農薬じゃがいもがホクホクしていて美味しかったです。煮物のときは、みりんの代わりに使っている「味の母」という発酵調味料もいい仕事をします!きび糖と味の母で、自然な甘さが引き立つ肉じゃがでした。

文責 今屋

当園についてや入園に関しては
お気軽にお問い合わせください