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2020.06.10

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「ママがいい」くるみ組の子どもたちの様子

今日ものはら園の涼しい木陰の中で駆け回ったり,年長さんの豆乳マヨネーズ作りを見学してみたり元気いっぱい過ごした,くるみ組の子ども達。6月から27名の子どもが登園してきてくれています。

6月から本格的に登園を始めたA君。もちろんお母さんと離れるときには涙が出て,日中も“ママがいい”と泣きながらつぶやきます。ある日の給食中の出来事です。A君も食べることは大好き。でもママを思い出して泣いて食べるどころではありません。そんな時に隣にいたSちゃんが“ご飯食べ終わったらママ迎えにくるよ!”とA君に声をかけてくれました。A君もその時はSちゃんの顔をじっと見て、そしてまた泣きました。

Sちゃんももちろん4月は大泣きしていた子です。こんな言葉がかけられるようになったんだなぁと頼もしく思った出来事でした。泣いている友だちに気付き,自分から声をかけてくれたSちゃん。きっと泣いているときに,ご家族の方や,こども園で励まされた言葉を覚えていたのでしょうね。

A君も少しずつではありますが園にも慣れてきて,”ママがいい”から“ママ迎えにくる?”と言うようになり,今日は”ママ迎えにくるよね”と自分を励ますように言っていました。給食も今日は全部食べることができました。

幼児教育の基準となっている法令“幼稚園教育要領”の中に人間関係のねらいとして,“身近な人と親しみ,かかわりを深め,愛情や信頼感をもつ。”との記載があります。

このねらいが達成できるように,私たち大人が日々子どもたちの気持ちを受け止め、あたたかな声かけや関わりをすることで信頼感を持てるようにしていきたいと思います。

文責:福元

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