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2020.06.15

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給食紹介*育児講座と手作りナン!(動画あり)

くるみ組が作った梅ジュースをさっそく試飲していました。火を使って、沸騰したお湯で梅ジュースを薄めるのを、真剣に見つめていました。火を使う経験も少しずつ取り入れ、火に慣れていければと思っています。ちなみに、梅ジュースや梅ジャムを作る時は1回梅を冷凍すると、梅の繊維が壊れやすく早く仕上がるそうです!

さて、土曜日は離乳食講が行われました。

本当はもっと近くに寄って見てもらいたかったのですが、コロナ対策として少し距離を取って講座開始。今回は一つの鍋から、野菜煮とじゃがいもおやきを展開するレシピでした。おやきはじゃこのみで味付けしました。野菜はスティック状に切り、赤ちゃんが手づかみで掴みやすいようにしています。手づかみ食べは、「自分で!」という意欲の表れです。この意欲を伸ばしてあげることで、生きていくための意欲にも繋がっていきます。また、手の指は突き出た大脳と呼ばれています。どろどろ、ベタベタ、という感触を経験することで、砂場遊びや泥遊びへ抵抗なく繋がっていきます。さらに、どのくらいの強さなら食べ物がつぶれないのか?皿から口までの距離は?など実は赤ちゃんは色々な計算もしています。手づかみで食べると、服や床も汚れますし片付けも大変。でもこれだけたくさんのことを赤ちゃんが学ぶチャンス!ぜひご家庭でも大事にされてください。

たくさんの質問も出ました。講師は保育園の栄養士でした。錦ヶ丘グループには5人の栄養士がいます。栄養士打ち合わせをして、「私(栄養士)の考え方を押し付ける会ではなく、同じ年ごろの子どもを育てるお母さんたちが今どんな悩みを抱えているのか共有できる会にしたい」という思いを共通で持ちながら講座を行いました。たくさん質問をしていただき、ありがとうございました。私達もとても勉強になりました。子育てをしながら働いている保育士もおります。どれだけ些細な事でも構いません。困った事がありましたら誰でも大丈夫ですので、声をかけてくださいね。

先週のヒット給食は、ドライカレーの日の手作りナンでした!午後保育のおやつで100個程度のパン作りはよくするのですが、300枚のナンを焼くのは給食室にとっても初体験!おととし購入してもらった、業務用のパン捏ね機がフル回転で頑張ってくれました。業務用パン捏ね機や、いつも給食作りで活躍する「スチームコンベクションオーブン」も出てくる、ナン作りの動画です。ご覧ください。

ドライカレーには、ひよこ豆やキドニービーンズなど豆をたくさん入れました。錦ヶ丘では、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」食材を積極的に取り入れています。「ま」は豆です。豆が苦手な子も、大好きなカレーに入っていると少しは食べやすかったようです。

トマトときゅうりのサラダはシーチキン入り。きゅうりとシャキシャキとトマトの甘さが合っていました。主菜は、厚揚げに豚肉を巻いて焼いたものです。ネギソースをかけました。つくし組の保護者の方が、展示食を見て「こんなに硬そうなものが噛めたのね」と言ってくださいました。はじめてのおかずも、まわりの子ども達が食べているのを見て(いい意味で)つられて食べたのかもしれません。家庭では食べられないものを給食では食べていると、みなさんが言ってくださいます。雰囲気の力、友達の力も大きいように感じます。

食事は楽しくが一番!頑張って作った食事を残されたり嫌な顔をされると、大人もついつい怒ってしまいがちですが、そうなるともう負のスパイラルに嵌ります。残す、怒られる、楽しくない、残す…。実際私が陥ったスパイラルでもあります。少食の娘にイライラする時期がありました。どのくらい食べればいいのか、という質問も多く寄せられます。個人差があります。では何で判断すればいいのか。便の様子や顔色、成長曲線に沿って少しずつでも体重が増えているか、身長が伸びているか。母子でお互い食事が苦痛にならないように、家族で机を囲み、テレビを消して笑顔の食卓を心掛けるようになってからは、ずいぶん気持ちが楽になりました。

調理法でカバーできることもあるかもしれません。こんな調理法で作ったら残食がなかった、など調理法も今後発信していきます。すぐ紹介できる料理は、みそ汁。だしをたっぷりとって、野菜が柔らかく煮えているのがいいのでしょうか。子ども達は、みそ汁が大好きです!

文責:今屋

 

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