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2020.07.15

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年長組誕生会について

ブログを読んでくださっている保護者の皆様の中には、年長組の各月の誕生会は、会場が違うことにお気付きの方もいらっしゃるかと思います。

 

年度当初、誕生会についてみんなで考える中で、こども園生活で最後の誕生会を、「自分たちの思い出で素敵な誕生会にしよう」ということになりました。

プレゼントは、誕生児がリクエストして他の子ども達が心を込めて作ります。

会場は4月から様々な場所で行っています。話し合いの中で会場を決める時には必ず、子ども達は、『なたおれの木』を言います。『なたおれの木』は、ここ錦ヶ丘の象徴です。入園した日から子ども達を温かく見守っていることを子ども達はよく知っています。

 

 

さて、プレゼントについてお話します。

各月で必ずリクエストに挙がるのは『くす玉』です。日頃からくす玉を作る子どもは、枚数を増やしてチャレンジする姿がよく見られます。

また、作れる子どもは作れない子どもに教えながら作り上げる様子もみられます。普段、遊ばない子ども同士でも、この時をきっかけに話をしながら作り上げていく姿が少しずつ見られるようになってきました。

 

また、誕生児のためにどんなプレゼントをあげようとサプライズで考える子どももいます。

さて、サプライズであげる子どもたち。それぞれ、お互いにアイディアを出し合いながら作り上げます。友だちと相談し刺激し合ったりしながら関係を深め、自分の見方や考え方を広げていく『協同する体験』に繋がっていきます。

保育で言う『協同』には、相手の気持ちを知ろうとすることや、想像することが大切になってきます。

なぜなら、保育は教育の一環として、単に『共に活動できる』ことを協同とは捉えていないからです。相手の思いを汲み取りながら、友だちとより充実した活動を通して、主体的に活動を行っていくことを目的としていますので、同じ目的に向かって皆で取り組めればそれで良いわけではないのです。もし、嫌な思いしている子どもがいるとしたら、その子どもの思いを汲んで、皆が楽しく取り組めるように皆で考え直し、気持ちを合わせて活動に繋いでいきます。

 

 

また、誕生会当日は、それぞれお気に入りの洋服で登園します。お出かけ用の服・スポーティーな服・制服など、この日だけの特別を味わいながら1日過ごしています。

 

これまでの誕生会の様子を紹介します。

 

 

 

来週は7月うまれの誕生会があります。当日が楽しみですね。写真は話し合いとプレゼント作りの様子です。

 

文責  堂園 さおり

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