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2020.07.30

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いちばちとまった!(年中 こすもす組)

長期休業期間に入り、クラス全員は集まりませんが、登園している子ども達は興味のある遊びを友達と一緒に楽しむ姿が見られます。

みなさん、ご家庭ではどのようにお過ごしでしょうか?????

 

 

「からすかずのこ にしんのこ おしりをたたいて かっぱのこ」

1学期の最初の頃は、年少の時にしたことのある“わらべうた”を、こすもす組の子ども達と楽しんでいました。

 

この1学期、新しい“わらべうた”にも沢山触れることができました。初めて触れるわらべうたにも興味津々。保育者がする様子をじっと見ていますが、何度かするうちに、子ども達も一緒に歌ったり真似をしたりしています。

時には、担任と行うのではなく、他のクラスの職員と“わらべうた”をする日もありました。そこで、またいつもとは違う新しい“わらべうた”と出会えることもあります。

 

そんな時は担任が保育室に戻ると、子ども達は「わらべうたしたよ!」とすぐに教えてくれました。

 

ある日、朝のサークルタイムの前に“わらべうた”をすることになりました。

この日は「今からわらべうたしようかな!」と担任から話をすると、「昨日、こんなわらべうたしたよ!」と子ども達から教えてくれました。

「ずくぼんじょ!」「あと、おーはいりって言うんだけど何だったっけ?」など、覚えている範囲で言葉や動作を使って伝えようとしてくれました。

楽しかったことや教えてもらったことを、その日いなかった担任にも伝えたいと感じるようになってきているのだと嬉しく思いました。

ただ、「楽しかった」と伝えるのではなく、教えてもらったことを『どうやったら伝わるか』伝え方を工夫する姿を見て、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿の【言葉による伝え合い】が育まれてきているように感じます。

 

 

子ども達と1学期遊んだ“わらべうた”の中から、今回は2人組で遊ぶわらべうたを紹介します!(大人数で遊ぶわらべうたの様子も今後お伝えします!)

 

○いちばちとまった

この遊びは、1から8まで数えながら、交互に相手の手の甲をつまんで塔のように重ねていく遊びです。手が足りなくなったら、1番したの手を離し上へ上へと重ねていきます。最後のはちがきて・・ぶんぶんぶんというところで、手を離し両手を上下にこまかくふる遊びです。

♪ いちばちとまった(つまむ)にばちとまった(つまむ)さんばちとまった・・・

はちばちとまった   はちがきて くまんばちがさして ぶんぶんぶん????

初めてやった時は、なかなか交代ずつつまんでいくのが難しく、うまくできませんでしたが、何度も繰り返すうちに出来るようになった子ども達が増えてきました!

子ども達は、ぶんぶんぶんと蜂が飛んでいく真似をする所が楽しいみたいです。

この『いちばちとまった』は、つまむという動作が入ってきます。力を入れすぎると友達が痛い思いをします。遊びながら、つまんだら痛いんだという気持ちに気付き力の調整ができるようになってほしいと思います。

また、数字が入った“わらべうた”なので楽しく遊びながら、数に触れることができます。そして、10の姿の【数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚】にも繋がります。

 

○ダイドーダイドー

♪ こ こはとうちゃん にんどころ  こ こはかあちゃん にんどころ・・・

このわらべうたは、2人組でどちらか1人が相手の顔の頬や額、あご、鼻を順番につつき、最後にこちょこちょをする遊びです。

子ども達は、友達の顔をつつくとき、とても優しく触る姿が見られます。相手の子どももつつかれると嬉しそうに微笑みます。

“わらべうた”では、仲の良い友達だけでなく、いつも余り一緒に遊ばない友達とも関わることができています!!

 

今回紹介した2つの“わらべうた”以外にも、『たけのこめだした』『オフネガ』『いっぽんばし』『とうきょうと』など2人組でできるわらべうたが沢山あります。

 

 

2人でする“わらべうた”の中にはたくさんのスキンシップが含まれています。ぜひ、長期休業中、子ども達と一緒にわらべうたをされてみてください????

文責:武石

 

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