お知らせ
2022.02.09
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強度の地震が来たら・・(避難訓練・強めの地震想定)

保育園とまふぃん錦ヶ丘と合同で震度6を想定した強度の地震が起きた時の避難訓練を行いました。
・落ち着いて、机の下などへもぐり、自分の身を守る。 倒れてくる家具や落下物に注意をする。
・火の始末は素早くコンロの火を消し、ガスの元栓を閉める。(火災の可能性を防ぐ。) しかし、無理に消そうとはしない。
・ドアや窓を開けて、逃げ道を確保する。
以上の事に気をつけながら訓練に取り組みました。
地震発生!!!
「訓練です!訓練です!!地震が起きました。大人の話を聞いて避難をしてください!」の掛け声とともに、避難が始まりました。
戸外で遊んでいた子ども達は園庭の中央に、保育室で過ごしていた子ども達は保育室中央に集まり、【ダンゴムシポーズ】をして自分の身は自分で守ります。
大きな揺れが起きた時、想定されることは
①ガラス破損が、床に破片が散らばっている危険性
②物の落下、棚から物が倒れてくる可能性
大人は常に子どもの安全確保を考え、その時の状況を見ての判断が必要となります。また、それには大人同士の声の掛け合いや連携がとても大事です。
いざ、災害が起きると冷静な判断が難しくなってしまいます。焦らず、慌てず、落ち着いて、判断し、行動することを課題の一つとして意識しているところです。
子ども達は大人の話をしっかり聞きながら、足元にも注意を向け、自分の命を自分で守ることも重要となるのです。
安全な場所へ避難する
大地震が起きた時には、戸外でも危険なことは沢山あります。
地割れ・木の倒木・建物の倒壊。
今回、園庭に避難した際に保育園の子ども達もこども園の園庭に避難してきました。こども園園庭も地割れや倒木の可能性を考え、危険と判断し、駐車場へ避難しました。
こども園・保育園・まふぃん職員が一致団結して連携を図り、声を掛け合いながら子どもを誘導し、子どもの命を最優先に守っていきます。
避難完了!
今回もしっかり大人の話を聞き、落ち着いて避難することが出来ていた子ども達。
年長組は、全体での避難訓練後に振り返りを行い、『もし、遊んでいる時に地震が来たらどうする?』『大人は皆の事を守るけど、自分の命は自分で守ることも大事だよ!』と話をしていました。
災害について『こんな時、どうする?』と、子どもと一緒に考えることの大事さを改めて感じました。
2次災害を防ぐ為に・・!
先ほど、【大きな地震が起きたらどうするか?】の一つにあげていましたが、
給食室では訓練中、地震発生から地震が治まるまでの間、元栓を切って火災が起きない対応を行いました。
毎回の訓練のなかでも給食室も同様に実際を想定して出来る取り組みを連携を図りながら努めています。
ご家庭で起きた時、まずは、逃げること!が第一優先ですが、【ガスの元栓を切る】ことも2次災害を防ぐ為に大事な事の一つとして園では取り組んでいるところです。
今回、保育園・まふぃん錦ヶ丘との合同避難訓練でした。
私達は、日頃からお隣の保育園やまふぃんと連携を図りながら過ごしています。
訓練を合同で行うことで見えてくる課題点や気付きも沢山あります。今後どう活かしていくのか考えた上で互いに助け合いながら
【子どもの安全】を守っていきたいと思います。
『もしも、実際に大きな地震が起きたら・・??』
ぜひ、ご家庭でも話をされてみてくださいね。
文責:若松