お知らせ

2022.03.16

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私の好きな一冊紹介(年少少 くるみ組)

保護者の皆様から頂戴している特定保育料で、絵本約200冊を購入しました。今回は、職員が一人10冊ずつ、また、学年で話し合いながら、購入したい絵本を選ばせて頂きました。クラスの子ども達のお気に入りの絵本、読んであげたい絵本、興味を持ちそうなジャンルの本、自分が子どもの頃によく読んでいた絵本 等…

思いが込められた約200冊が集まりました。どんな思いでこの絵本を選んだのか、ブログを通してお伝えしていきたいと思います。5回目は2歳児くるみ組 職員編です。

1回目:こあら職員編

2回目:年少職員編

3回目:年中職員編

4回目:ましゅまろはうす職員編

 

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絵本大好きくるみ組。以前、ブログでも紹介した通り、くるみ組では毎日色々な絵本に触れてきました。

子ども達が自分達で見て楽しめる物から、短いお話、昔話や職員が大好きな物…。自由遊びの時間も「これ読んで!」と絵本を選び、膝の上に座って読んだり、子ども同士で、大人のように読み聞かせをする姿まで見られるようになりました。大好きなお話は、何度も何度も読んでいるので、すっかりストーリーを覚え、また、しっかりと暗記している子ども達もいます。

そんな子ども達に、ぜひ読んであげたい!とくるみ組が選んだ絵本の中から「私の好きな一冊」の紹介です。

 

 

 

山﨑が選ぶ、私の好きな一冊『じぶんでよめる ずかんシリーズ 全6巻』


私が選ぶ好きな絵本は、成美堂出版の「じぶんでよめる ずかんシリーズ 全6巻」です。

購入したいと思ったきっかけは、7月に園で購入した「じぶんでよめる しょくぶつずかん」2冊がくるみ組の絵本棚に仲間入りした事です。以来、園や自宅で見たことのある植物を、図鑑の中で見つけては、「これ、知ってる!のは園にあるんだよ!」「ひまわりだよ!」など、子ども同士で、本を共有して会話をする姿や集中して見入る姿がありました。図鑑の魅力を2歳児でも十分に楽しめていることを感じました。

時には、図鑑を取り合うこともあるので、シリーズで揃えてあげたいなと思い、「のりもの」「でんしゃ」「きょうりゅう」「いきもの」「こんちゅう」図鑑を選びました。この図鑑シリーズは対象年齢が3歳~6歳で、幼児が扱いやすいサイズ感です。

身近に図鑑に触れることのできる環境が嬉しいですね。

 

 

西浦が選ぶ、私の好きな一冊『大阪うまいもんのうた』


私が選ぶ、好きな絵本は長谷川義文作「大阪うまいもんのうた」です。

作者の長谷川さんに会ったのは、ある15年前の絵本展でした。ふらっと遊びに来た彼のサイン会が急に始まり、息子の似顔絵を描いてもらったのを覚えています。大変気さくな丸メガネの大阪のおっちゃんで、一目でファンになりました。絵がとてもおもしろくて、大阪弁で描くストーリーも「ぷぷっ。」と笑えるユーモアあるものが多いです。大阪への愛がいっぱい詰まったこの絵本の中には、大阪名物がいっぱい描かれて、隠れているキャラクターを親子で探してみるのもいいですね。

♪おおさかには うまいもんが いっぱいあるんやで たこやきに ぎょうざ おこのみやき ぶたまん♪ の手遊び歌をしながら、読み聞かせを楽しんでいます。子ども達がいきなり、「なんでやねん!」と言い出すかもしれないですね!

 

 

田中が選ぶ、私の好きな一冊『ちょっとだけ』


 

私が選ぶ、好きな絵本は「ちょっとだけ」です。

赤ちゃんが生まれて間もない女の子が主人公。お姉ちゃんになった喜び、その一方で、赤ちゃんのお世話に忙しそうなお母さんの様子を見て、いろいろな事を時運で頑張ろうとする姿…。子ども達と触れ合う中で、よく見る光景…そして私自身もそうだったな…と。

みーちゃんがちょっとだけいろいろな事にチャレンジして、ちょっとだけ成功できる…しかし、眠たくなった時やっぱり抱っこしてほしいと思う…勇気を出して言ってみた「お母さん、ちょっとだけ抱っこして」『本当にちょっとでいいの?お母さんはいっぱい抱っこしたいんですけど…。』

何度読んでも、互いの気持ちが温かく、涙があふれる心暖かくなるお話です。

 

 

 

子ども達と一緒に様々な絵本の出会いを通して、読み聞かせを楽しんで頂けたらと思います。好きな1冊が見つかるといいですね。

 

 

 

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