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2022.11.24

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やってみたい!を見つけよう!~年少3歳児~

11月に入り、年少組でもフェスタに向けて少しずつ、動き出しました。

まずは「フェスタって何?」というところからスタートです。

 

年少組は、約半分が進級児。「くるみ組(去年)のフェスタってどんなことをしたか覚えている?」という投げかけに、経験したことを思い出しながら、発表するこども達の姿がありました。

「パパとママが来たよね」「粘土を飾ったよ!」「ブロックもしたよ!」「大きなボールを作ったよ!」と子ども達。

では、今年はどんな遊びをお父さんお母さんに見てもらおうか…。フェスタに向けて、第一回目の話し合い活動を行いました。

 

保育者から子ども達に「こんな面白い事ができるようになったよ!」「こんな面白いものを見つけたよ!」「こんなことができるようになったよ!」という事を発表するのがフェスタだよ。と伝えました。

「さあ、どんなことを発表しようか…」の声にいろいろな意見が飛び交いました。

とはいっても、やはり年少組「鬼ごっこ!」「しっぽ取り!」と先日行った”親子ふれあい”の行事のように、保護者の方と一緒に遊ぶことをイメージするこども達も多かったです。

保育者:「どんなことができるようになった?」

子ども:「積み木!ブロック!リズム!」

保育者:「どんな面白いものを見つけた?」

子ども:「どんぐり!むし!」

保育者:「飾るとしたら、どんなものが飾れるだろう」

子ども:「LEGO、ブロック、積み木、数の木、粘土、お絵描き、LaQ!」などなど、普段遊んでいる教具を使っての遊びが次々と上がってきたました。

 

そこで、さらにフェスタのイメージを深めるために、みんなで作ったものを飾る活動を取り入れました。

普段から良く遊び込んでいる教具ですが、子ども達が作る様子を見ていると、その作品がダイナミックに、そしてイメージを形にしていく喜びを感じている様子が伝わってきます。

いくつかのコーナーを設け、それぞれが好きな教具を使って作りたいものを作り、飾って、みんなで見回ってみる。

何を作ろうかと考えながら、好きな遊びを選び作り始めた子ども達。

「これは恐竜なんだ」「病院だよ!」など作りながら、友達や保育者へ教える様子が見られました。

また、一人ではイメージを深めることが難しい子ども達も、友達と一緒に考えながら作る姿も見られています。

 

私達は子ども達の様子を見ながら、3歳児の表現活動について話し合いを行い、“やりたい!” “やってみたい!”という気持ち抱きながら遊んだり行動したりすることが、何よりも今の子ども達らしい表現ではないかと考えました。

 

子ども達が“やってみたい!”と思えるよう、保育者は言葉を掛けたり、アプローチをしたり、子ども達のつぶやきや表情を読み解きながら、誘うタイミングを伺ったい、一人ひとりの姿と向き合っています。

1人ひとりが今やってみたいことを子ども達なりの表現方法で、それぞれが満足いく表現活動が出来ることを大切に取り組んでいきたいと思っています。

文責:田中

 

 

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