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2024.12.18

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進級に向けて(2歳児・年少少)

12月に入り、年少少(2歳児)クラスでは少しずつ進級に向けた経験を取り入れています。今回は、現在行っている保育活動や、子どもたちの姿について紹介します。

 

話を聞いてみよう!

現在、年少少(2歳児)はあんず組が13名、くるみ組が12名で活動をしています。

来年度、年少に進級すると1クラスの人数は20名前後に増え、集団としての規模が大きくなります。それに伴い、年少少クラスでは、保育者の声や話をよく聞く習慣が身に着くよう、意図的な活動を取り入れています。

◎子どもたちの遊び

朝の会で子ども一人ひとりの名前を呼ぶ時間には、「今日は名前を呼ばれたら、耳を触ってね」、「今日は鼻をちょんちょん触ってね」と、保育者の言葉をよく聞くためのゲームを取り入れています。

面白いことしているぞ!と思うと、興味を持って見たり聞いたりしてくれているんです。

◎なになに?楽しみ♪♪

大事な話や説明をするときには、少し小さな声で話すようにしています。

物事や人の様子の違いが分かるようになってきた子どもたちは、保育者がいつもと違うことを話したり、声の大きさを変えたりすることで「なんて言っているんだろう?」「面白い話かも?」と集中して話を聞くようになるんです。

 

言葉の理解が進んできたこともあり、こういうゲームやちょっとした遊びを好でいます。

小さな工夫ではありますが、「集まって」、「~に行くよ」のひと声で、スムーズに流れに乗ることができる子が増えてきました。

自分でやりたい!の気持ちを大切に

これまで学年全体25名が同じ空間で給食を食べ、お昼寝をしていましたが、11月からそれぞれの保育室で生活するようにしました。少人数で過ごすことで、子どもたちが情緒的にも安定し、保育者も一人ひとりにじっくりと関わることが目的です。

この環境の変化で、「自分のことは自分でする(したい)」という意識が高まっているように感じられます。

個人差はありますが、子どもたちが自分でやりたい!と感じていることがこんなにたくさんあります。

・給食の時間に自分が座る椅子を運ぶ。

・食事で使うスプーンやフォークを取りに行く。

・おかわりがほしいときは保育者のところまで自分でお皿を持って行く。

・食べ終わった食器は自分で片づける。

・自分で着脱し、着替える。

(上手に脱げないときや、スナップボタンがあって脱げないときは子どもが自ら保育者に「手伝って」と声をかけています)

・自分で、オムツを履き替える。

・排便のあと、自分でおしりを拭く。

この子ども達の意欲すごいと思いませんか?

今保育者がじっくり子どもと一緒に目の前のことに取り組み、「できた!」という体験を自信に繋げられるようにしています。

時間がかかっても自分の力でやり遂げたいという気持ちを大切に見守ったり、子どもに任せたりすることで、自分の力で頑張って取り組んでいる子ども達。

ご家庭でもぜひ、「見ていてあげるから、自分でやってごらん」と任せてあげてくださいね。

 

1月からは・・・

少しずつ取り組み始めている進級に向けてのアプローチは、1月から少しずつ取り組んでいきます。

2階へ階段の上り下り、年少組(3歳児)の友だちと一緒に遊ぶ、ランチルームでご飯を食るなど、子どもたちがワクワクするような活動を取り入れていきたいと考えています。

お兄さん、お姉さんになるって楽しみなことだな、嬉しいな、という気持ちになれますように!

「もう年少さんになるんでしょ!」とついつい言ってしまいそうになりますが、楽しい期待を持てるような声掛けをしていきたいですね。

トイレトレーニングや食事、着替えの自立など、ご家庭の皆様と一緒に取り組んでいきたいと思っています。何か気になることがございましたら、いつでも学年職員までお声掛けください。

 

文責:津田

 

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