ぬか床に漬けた大根を切って食べよう（年長）

年長組でお世話しているぬか床に漬けていた大根を取り出し、味見をしました。

よく漬かるように大根は四つ割りにして漬けました。食べやすいようにスライスするのも自分達で行いました。

子ども達の手には常在菌という菌が存在していて、発酵を美味しく促してくれる効果があります。ぬか床は、ふじ組とたけ組の２つの容器で保管しています。毎日子ども達が手で混ぜているので、２つのぬか床の香りが少しずつ違う香りになってきており、ぬか床の奥深さを感じます。

「ちょっとすっぱい！」「おいしい～」「ふしぎなにおいがする」

のはら園で収穫した穫れたての瑞々しい甘い大根を使ったこともあり、とても美味しいぬか漬けに仕上がっていましたよ。

 

サワーポメロでピール作り（年少）

サワーポメロをいただき、年少組で旬の柑橘を味わいました。

包丁で切った瞬間、柑橘の良い香りが部屋中に広がりました。

皮を捨てるのがもったいない！ということで皮を使ってサワーポメロピールを作ることにしました。

実はとっても甘くて美味しいけど、皮は苦くてそのままでは食べられないことに気が付き、何回も火にかけて茹でこぼし、きび糖を加えて煮詰めました。

ほんのり苦味の残った美味しいピールができました。

「にがい！」「いや、あまい？」「うん、あまい」「おいしい！」

と口の中で変化する味を楽しんでいました。

今日のメニュー

＊五分搗き米

＊野菜たっぷりつくね

＊ほうれん草のサラダ～ひよこ豆ドレッシング

＊わかめスープ

つくねには、にんじん、たまねぎ、えのき、ごぼうとたくさんの野菜が入りました。

つくねを柔らかく仕上げるポイントは水分をたっぷり加えてどろっとしたタネを作ることです。

今日は野菜からの水分も出て、噛むたびに野菜の旨味を感じるつくねに仕上がりました。

つくねの上にかける餡は、昆布と鰹節でしっかり出汁をとったものです。出汁の風味が野菜の旨味をさらに引き立ててくれました。

サラダに使うドレッシングはひよこ豆を使って手作りしたものです。

ひよこ豆ドレッシングは別名フムスドレッシングとしてもよく紹介されています。

フムスとはひよこ豆をメインに、香辛料や塩、レモン汁、ニンニク、オリーブオイルなどを合わせてペースト状にしたものです。

今日は、ひよこ豆、クミン、塩、米油、たまねぎ、にんにくをひよこ豆の煮汁ごとミキサーにかけてドレッシングを作りました。

豆が苦手なY君。「今日は苦手な野菜も豆も全部食べておかわりもした！」と教えてくれました。子どもからも大人からも大好評の味つけでした。

 

今日の離乳食

ブロッコリーに出汁が染みて美味しく仕上がりました。

文責：今屋