お知らせ
2025.09.20
Blog
心踊る体験、発見 (2歳児:くるみ、あんず)

はじめに
子どもたちが日々の活動の中で、体をのびのびと動かしたり素材に触れて表現したりと、さまざまな取り組みを楽しんでいます。
フェスタは、子どもたちの成長を発表するだけでの場ではなく、日常の遊びや挑戦の積み重ねを保護者の皆さんに見ていただく機会です。当日は、子どもたちの自然な姿や輝く表情を楽しみにお越しください。
2歳ならではの成長
4月から粗大遊び・感触遊び・3本柱・生活面と大きく4つを取り組んできました。
粗大遊び
くぐる・バランスをとるなど、全身を使った遊びを繰り返す中で、自信や達成感を得たり工夫して身体を動かそうとしたりする様子があります。
最初は友だちの遊びを見ていた子も、保育者と手を繋ぎ一緒に活動に参加したり、気持ちを受容する関わりの中で、徐々に体を自分から動かそうとする姿も増えてきました。集団で過ごしているからこそ、友だちの動きを真似て遊び方を工夫しようとしており、心と体の成長を日々感じています。
感触遊び
五感を存分に使った活動は、子どもたちに大人気です。「ふわふわ」「びりびり」「ぴとぴと」「ぽにぽに」など、感じたことをそのまま言葉で表現している様子があります。素材によって変わる感触を楽しむ中で、形や大きさのちがいに気付き、子どもたちの発想はどんどん豊かになっています。
3本柱
錦ヶ丘の3本柱は、わらべうた、リトミック、童具です。
わらべうたでは、友だちと手を取り合い歌いながら心地よさを共有し、リトミックでは音をよく聴き、体いっぱいで動きを表現しています。
童具では、積み上げたものを崩すことが面白いと感じる遊び方から、崩れても何度も挑戦しながら積み方を工夫する遊び方に変化してきています。
生活面
衣服の着脱では、「自分でする!でも難しい…」と挑戦する姿が増えてきました。できることが少しづつ広がることで、自信や意欲に繋がります。
4月の入園と進級したころは、保育者が背後から一緒にスプーンを持ち動かし方を伝えたり、次着替える洋服を一緒に探したりしていました。
今では保育者に近くで見守られながら、自分の力でやり遂げようとしたり、難しい時には手伝ってほしいことを伝えたりすることができるようになってきています。
さいごに
フェスタでは、子どもたちが日々の遊びや生活の中にある姿を展示し、一人ひとりの成長や「やってみたい!」という思いが形になっています。
日常の中の心躍る体験と発見が詰まっています。ぜひ保護者の方も子どもたちの歩みを一緒に感じていただければと思います。
文責:吉元