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2025.09.22

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静と動を意識した生活とは(5歳児 年長組)

年長組の9月のねらいは、

①静と動のメリハリを意識しながら生活する

②五感を使い、様々な素材や自然に触れながらイメージを広げようとする

です。

今回のブログでは、「①静と動のメリハリを意識しながら生活する」についてお伝えします。

 

静と動のメリハリとは?

静とは、絵本を読んだりお絵描きをしたりと集中して取り組む静的な活動

動とは、ゲームあそびや戸外遊びなど体を思い切り動かす動的な活動のことを言います。

 

こども園での生活も、この静と動の活動を意図的に組み合わせて保育を行っています。

例えば、

・思い切り体を動かすリレー遊びの後、1冊絵本の読み聞かせをしてクールダウンしてから次の活動を行う

・ゲームあそびとゲームあそびの間にチームで作戦を立てる時間を取り入れる

・サークルタイムで話し合いをしている際、途中でわらべうた等を行い少し体を動かしてから再度サークルタイムを行う など。

 

 

このように静と動の活動をバランスよく取り入れることで、それぞれの遊びに集中しやすなり、感情をコントロールしたり気持ちを切り替えたりする力を育むことにつながります。

また、一度体を動かしてエネルギーを発散してから静の活動に移ることで、より集中しやすくなるなどのメリットもあります。

 

少しずつ就学も意識しながら

就学と聞くとまだ少し先のことのように感じますが、年長の時期は小学校へのアプローチ期とも言われるように、今の時期から就学を意識した取り組みが大切です。

小学校に入学すると45分椅子に座って授業を聞いたり、授業時間と休み時間がしっかり定められていたりしますが、小学校に入っていきなりできるようになるわけではありません。

 

そのため、こども園では、遊びや生活のなかで楽しみながら就学につながる取り組みを行っています。

・椅子に座り机上で行う遊びを取り入れる(カルタ、トランプ、お絵描きなど)

・椅子に座ってサークルタイムを行う

・時計を見て片付けの時間や当番活動の時間を意識する

などなど。

今挙げた例はほんの一部です。今後の園での取り組みや家庭でできることについては、ブログやポートフォリオ、保護者向けのアプローチカリキュラム等でお伝えしていきます。

文責:今村

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