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2025.09.20

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やりたい!をフェスタに繋げて(4歳児 年中組)

子どもたちが楽しみにしているにしきっこフェスタが、いよいよ来月に迫ってきました。

年中組の子どもたちは、それぞれにやりたいこと、表現したいことを話し合いを通して考え、活動しています。

「やりたい」があふれる年中組

子どもたちは、一人ひとりに「やりたい」という思いをしっかりと持っています。

普段の生活から、「今日は〇〇を作りたい」「廃材で作った〇〇を使って、おままごとに使ってみたい」「大きくなったら〇〇になりたい!絵に描いてみる!」と、好きなものや、なりたいもの、遊びたいことを自分たちなりに考えて、広げていく力を持っています。

保育者としては、子どもたちから溢れ出る興味と意欲の中で、どこを取り上げてテーマにしていくか悩むほどでした。

フェスタに向けてのサークルタイムを通して、子どもたちの意見を聞いていく中で、大きく分けて3つのテーマに絞り、子どもたちの「やりたい」、「なりたい」を切り取り、遊びの中で広げていくことにしました。

テーマは「4歳児の〇〇な世界」

特に子どもたちの関心が大きい①おうちの世界 ②生き物の世界 ③お祭りの世界 の3つのグループに分かれ、子どもたちと活動しているところです。

おままごとを通してイメージの世界を深めた子は、実際に大きなおうちを作ったり、人形のお洋服を作ったりしたい、と製作に取り組んでいます。

夏の間、クラスで蝶々を育てた経験から昆虫や生き物に興味を持った子は、なじみのある素材を使って自分の好きな生き物を作ってみたい、と計画中です。

また、実際の経験や、絵本、友だちの話から、お祭りに楽しいイメージを持った子は、お祭りにあるものについて考えたり、アイディアを出したりしながらイメージを膨らませて、製作を進めています。

どのグループも、保育者に気になることを質問したり、保育者から「どうやったらできるだろう?」と投げかけたりして、対話を大切にしながら活動しています。

また、日常の中で、光や水を取り入れた色遊び、積み木を使った構成遊び、お絵かきやままごとなどの遊びの中で、自分の気持ちや考えを形にすることができるよう、さまざまに表現できる場を作っています。

子どもたちの「やってみたい」を形にするにはどうすればいいか、サークルタイムで質問を投げかけて考えたり、実際に必要なものを探しに出かけたり、みんなで対話を重ねる過程や、試行錯誤する時間も楽しみながら、フェスタを迎えられたらいいなと考えています。

フェスタ当日は、「色」をテーマにした世界や、普段の子どもたちの姿をお見せできるような展示物も準備しています。

子どもたちがそれぞれにどんな思いで、どんな表現をしたのか、日常の中でどのような遊びの広がりが見られたのか、ぜひ楽しみにお越しください。

 

文責:津田

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