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2020.06.11

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「やってみたい!」を大切に☆(うさぎ組)

梅雨に入り、なかなか戸外で遊ぶことができない日が続いていますが、テラスや保育室で雨音を楽しむ子どもの姿が見られます。

6月にはいり、トウモロコシやタケノコ等をむく機会がありました。しかし、なかなか手先に力が入りにくい子どもの姿があったことから、今週は感覚遊びを通して、「指先の力をつける、物の共有」を目的として活動をしました。

今日の活動は、”折り紙、粘土、塗り絵、シール貼り”の中から自分のやってみたい遊びを選んでもらいました。

25分程度の活動を計画していましたが、子ども達の集中力は凄まじく、1時間以上黙々と遊び続ける子ども達や粘土の活動を終えた後も、「次は、折り紙がしたい!」「シール貼りに行ってもいい?」と他の遊びにも興味を示すほど、楽しむことのできる活動だったようです。

あえて、人数よりも少ない粘土を準備することでトラブルも予想されますが、「この量をみんなで使うには、どうしたらいいかな」「友達の使っている粘土が欲しいけど、なんてお話したらいいかな」と共有することに対して考えることや子ども同士のコミュニケーションを図る機会を作るようにしています。

台紙からシールをはがすときや枠の中に貼る時に、力加減が難しく苦戦する子もいましたが、ほとんどの子ども達が器用にシール貼りを楽しんでおり、また新たな一面を見ることができました。

このような活動は、脳の神経細胞と深く関わりがあるそうで、その力は3歳までに60~80%出来上がることを学生時代に学びました。この時期に、遊びや日常生活の中で指先を使う経験はとても重要であるため、子ども達の様子と発達段階を照らし合わせながら、今後の活動を考えていく大切さを改めて感じました。

文責:武田

 

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