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2020.06.27

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真っ黒なその手で(年中 たんぽぽ組)

「どうか晴れますように!」と、子ども達も私達保育者も、きっと保護者の皆さんも今日の天気を心配していたのではないでしょうか。昨日は「寝る前にみんなで晴れるようにお祈りだー!」と意気込んではいましたが、私自身、昨晩の天気と雨雲レーダーを見ながら、雨になってじゃが芋掘りに行けなかった場合の事を考えていました。

 

しかしなんと!!!奇跡的に雨が降りませんでした(*^-^*)

みんなのじゃがいも掘りへの思いがお天道様に届いたのだろうな~!すごいな~嬉しいな~!と感じました。

 

5月に園の駐車場の畑にさつまいもの苗を植えた子どもたちでしたが、今回のじゃがいも畑のような広い畑では、土を触ることが初めての子どもたちもいました。

雨上がりという事もあって少しぬかるんだ重い土。最初は畑の中に入ることすら抵抗があった子ども達でしたが、農協の職員の方がスコップで土を耕し、土の中から大きなじゃがいもがゴロゴロと出てくるのを見ると「うわあ!」と歓声をあげて、汚れることを気にせずどんどんじゃがいもを掘っていっていました。

爪の中まで土が入っている子や、二の腕のところまで汚れてしまう子。1時間程度でしょうか。集中して土の中のじゃがいもを掘り起こしていた子ども達でした。

 

こども園では、外遊びの時間を多く取り入れています。その中で泥団子を作ったり、ジョーロやスコップなどの道具、草花や木などに触れたりする機会があります。

このような活動で手指を使ってしっかり遊んだ延長線上に、集中力や落ち着き、言葉、情緒、社会性などは現れると考えられています。【参考文献:「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる~」より】

今回の畑では土に触れ、じゃがいもの周りを指先を使って掘り起こし、じゃがいもをつかむという指先への刺激がとても大きかったと思います。今日のような体験も子ども達の発達に大きく影響する活動の一つになっていたらいいなと感じています。

 

 

沢山掘ったじゃがいも。ご家庭でぜひお子さんと一緒にクッキングしてみてくださいね♪

文責:中村

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