くるみ組の子どもたちが好きな活動の中の1つに、リズム遊びがあります。ピアノの音に合わせてアヒルやカメ、ウサギなどの動物になりきって、よちよち歩いたり、ピョンピョン跳ねたりします。

くるみ組はリズム遊びのイメージが出来るよう、何度か年長さんのリズム遊びの様子を見に行きました。年長さんのリズム遊びの様子を私も初めて見た時、とても感動しました。この表現を物語風に繋げると、1つのミュージカルになるのでは？と思うくらいみんなが生き生きとリズムを楽しんでいるのです。まるで音が聞こえると自然と身体が動きだしてしまうというように。先輩の職員に聞くと、学年に応じて表現もレベルアップしていくようです。

くるみ組の子どもたちも何回かするうちに少しずつ表現も板についてきた様子。時々、「◯◯くんの動き上手だよ！見てみよう！」と紹介すると、誇らしげに前で見せてくれます。すると、もっともっと自信を持って動きが大きくなります。

先日の園内研修は「離乳食について」。その研修の中で、“硬いものが飲み込めません”という保護者からの悩みの解決方法に、“上半身の筋力をつけましょう”という回答がありました。

遊びの中で、腕や上半身を使った活動はハイハイ、手押し車、スコップで穴を掘る、バケツで土を運ぶなどがあるそうです。そして、リズム遊びをすることも上半身の筋力アップにつながるそうです。それを聞いて、ますますリズム遊びを取り入れていきたいなと思いました。お家でも「リズムのどんぐり見せて！」「お馬見せて！」と言ってみてくださいね！きっと喜んで見せてくれると思います。

文責　福元恵理