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2020.07.10

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かみさまづとはれにしてください(年中 たんぽぽ組)

新型コロナウイルスが鹿児島でも猛威をふるい始めましたね。そして各地で大雨の被害。私の地元に近い地域でも、土砂崩れや川の氾濫、浸水などの大きな被害が出ています。きっと誰もが七夕には『平和な世の中に戻りますように』と祈ったのではないでしょうか。

 

先週から七夕に向けて、飾り作りや短冊に願い事を書く時間を設けていました。今日のブログのタイトルは、ある子どもが書いた願い事です。一瞬「?」が頭に浮かぶ人が多いと思います。私もその1人でした。

実はその子の願いは『神様、ずっと晴れにしてください』です。雨の日は室内遊びをしていますが、やっぱり子ども達は外で遊びたいという思いが強いのだと思います。そして、室内の狭い環境に24人が集まっていると、子ども達が接近して関わりが多い分、自然とストレスを感じる子どももいるようです。短冊に書いた願い事。子ども達の今の思いが記されているのだなと改めて感じ、グッと胸が熱くなる出来事でした。

 

 

さて、最近は室内遊びの中で個性が輝いているなと思う瞬間があります。

例えば廃材遊び。ハサミも器用に使い、質の違う廃材同士をガムテープでくっつけようとしています。

 

絵の具遊びでは、筆ではなく指を使って描きました。この女の子たちは40分ほど絵の具遊びに集中していました。

 

このような製作遊びで、子ども達の中には、「頑張って書いたら褒めてもらえるかも!」、「お母さんに見せたいな~!」というそれぞれの思いがあって活動する子ども達もいると思います。

しかしその気持ちよりさらに大切にしてほしいことは、‘‘自分なりの表現を楽しみ個性を発揮すること’’です。自分の能力や個性を伸ばそうと努力する子どもは、あらゆる課題に直面しても頑張る事へのモチベ―チョンを保てたり、失敗しても挑戦し続けたりすることができるそうです。【参考文献:世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる~】この参考文献は最近の私の保育のバイブルです☺

私なりの解釈として『他人の評価<自分の個性を信じること』なのではないかなと思います。子ども達が作品を通して何を表現しようとしているのかに注目し、個性に寄り添っていきたいです。

 文責:中村

 

 

 

 

 

 

 

 

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