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2020.07.17

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自分の思い(年中 たんぽぽ組)

今週も雨模様…晴れないかなぁ〜と期待している子ども達は、毎日のように水遊びの準備をして登園しています。

どうやら来週は、梅雨明けするのでは?と天気予報で言っています。

きっと暑くなります‼️体調に気をつけながら過ごしたいと思います。

 

今回は、私達が子ども達の思いをどんなふうに大事にし、クラスの子ども達全員に発信しているのかを、お伝えしたいと思います。

以前のブログでも『サークルタイム』についてお伝えしましたが、回を重ねるごとに子ども達一人ひとりの思いが出てくるようになり、さらに考えてから伝えるようになったり、目的を持って活動することへと繋がったりしています。

 

例えば、月曜日の活動です。

雨が降っていないので外で遊びたい!というみんなの考え。

何をして遊ぶか!様々な遊びが出てきます。一つ一つをボードの書き出していきます。以前は、子ども達の思いとして出てくるのはここまででした。

しかし、最近は同じ遊びの友達と集まってどんな遊びをどこでするのか、どんなルールにするか、使う道具は何かを話し合い準備を始めます。

そして、ホワイトボードに書かれている四角で囲ってある遊びは、「小さいお友達がいると危ないから外の様子を見てから遊ぶ遊び!」という考えが出てきたので書いてあります。

自分達が遊びたいから遊ぶ!という考えから周囲をみる力他者を思いやる心が芽生えてきています。

 

また、思いを伝えるからこそ、分かってくる自分の考えや相手の思い、ホワイトボードに示した自分の写真によって言葉では伝えていなくても、「同じ遊びのグループだね!」という仲間意識へと繋がっています。更に、ホワイトボードに書いて知らせることで文字への関心も芽生えてきています。

思いの表現は1つだけではありません。

表現の方法や伝え方は、24人いれば24通りの表現方法があると思っています。この自分の写真を使って『思いはこれ‼️』と示す方法もその1つです。

まだまだ、文字を書いたり思いをすらすらと言葉にできる年齢ではないからこそ、うまく言葉にならない、その思いを大事に受け取っていきたいと思います。

子ども達が安心して、一人ひとりに合った様々な方法で自分の思いを表現できるように、これからも方法を考えて提示したいと思います。

   文責:西元

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