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2020.07.20

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【避難訓練】不審者対策!いかのおすし 

先日、避難訓練を行いました。今回は、【不審者対策】です。

訓練だからといって、ただやればいいというわけではありません。

私達は、【実際をしっかり見据えた上で、もしも本当にそのような事態が起きた時にどの職員もしっかり行動できるように】を考えた上で訓練を行っています。

まず、担当が避難訓練の内容を考え提示した後に、理事長・園長・担当で検討を行いました。訓練の中でどのようなことが考えられるか、職員はどのような対応をするべきか、再度考え全職員に伝えた上で避難訓練を行なっていきます。担当が内容を考え、理事長・園長等と検討を重ね、職員で再度検討して全員で共有する流れは、避難訓練だけではなく他のどの行事にも共通して行っています。

 

 

今回の不審者役は、こども園職員ではなく、まふぃんの職員にお願いしました。

まふぃんの職員とも事前にしっかりと打ち合わせを行い、訓練を始めました。

 

今回は雨が降っていた為、室内遊び中の実施になりました。

いつものようにテラスや保育室でそれぞれのクラスの活動や好きな遊びを楽しむ子ども達。

そこに『ミミちゃんの時間です。子ども達はお部屋に入りましょう。』という放送が流れます。

 

『ミミちゃんの時間です。』という言葉は、不審者が来た際に不審者を刺激せずに安全に避難する為の園内の合言葉となっています。この合言葉についても子ども達にはしっかり事前指導を行いました。

放送が流れると速やかに近くの保育室に全員避難し、カーテン・窓・ドアを閉め施錠まで行い、静かに待ちます。

 

まずは『子どもの安全を確保』。全員避難しているか人数把握を行い、各保育室にある電話(内線)を使って避難完了を錦坤館に知らせます。

子ども達にも避難訓練について事前に話をしていたこともあり、職員はもちろん、子ども達も緊張感を持って職員の話をしっかり聞く姿がありました。

 

不審者には園長が対応し、そばで職員も応援につきます。この後に理事長や他の職員も応援に加わりました。

これは、昨年度の訓練の際に警察の方から『不審者とのやりとりは一人で行う。但し一人で対応させず、数人周りについていつでも応戦できるようにしておくことが大事です。』とご指導いただいたことを基にに行っています。

不審者役のまふぃん職員も対応する園長も、それぞれの迫真の演技で緊張感が漂っていました。

不審者役のまふぃん職員が園外に出ていき、安全が確認できると、各保育室・給食室に伝え、訓練は終了です。

 

 

雨だった為、換気をしっかり行った上でリズム室に集合し、事後指導を行いました。

前回の避難訓練では子ども達と『お・か・し・も』についての約束事をしたことをブログでもお伝えしましたが、

今回は、『いかのおすし』という5つの約束事について話をしました。

 

 

もし公園で…お店の駐車場で…家の近くで…、見知らぬ人に声を掛けられた時にしっかり『自分の身は自分で守れるように!』

いかない』:見知らぬ人に声を掛けられても絶対についていかないこと。

らない』:見知らぬ人の車には絶対に乗らないこと

おきな声でさけぶ』:「たすけてー!」と大声でさけぶこと。

ばやくににげる』:すぐに逃げる事

らせる』:近くの人(おうちの人・お店の人・警察の人等)に知らせること。

 

この5つの言葉を『あやしいひと(不審者)』の怖さを伝えながら真剣に話すことで、子ども達も真剣に集中して聞いてくれていました。よく聞くことが出来ていたからこそ、しっかり理解も出来ていた様に思います。

また、避難訓練後の職員の振り返りを行う中で、どの職員からも『こういう場合どうする?』『もっとこうしたらいいかも』等、様々な意見があがってきました。リアルに近い避難訓練を行うことで、緊張感持って取り組み、様々なところに視点を置き、全職員で子どもの安全を考えていることを担当をしていて身を持って感じました。

今後も職員そして子ども達と一緒に『もしもの時にどうする?』と考え、子どもの安全、職員の安全を守っていきたいです。

今回は雨だったので、晴れた日の職員や子どもの動きもしっかり対策できるように、8月にもう一度晴れた日に不審者が来た際の避難訓練を行う予定です。

 

 

 

以下は消火訓練の様子です。(いざという時にどの職員でも初期消火ができるように、火災の訓練に限らず、毎回の避難訓練後行っています。)

 

文責:若松

 

 

 

 

 

 

 

 

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