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2020.07.22

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泥団子作ったよ♪(ぱんだ組)

戸外遊びでは、泥団子を作って遊ぶ子どもの姿がよく見られます。

最初は、砂場の砂でお団子作り。沢山作っては、並べてごっこ遊び!

小さな手で砂を集めてギュッギュッと懸命に握る姿は微笑ましく、ご家庭でお母さんがおにぎりを握る姿を見て真似る姿かな?とも思わされます。

お団子作りが続くと、今度は『固い団子が作りたいな~!』と、どんどん遊びが広がっていきます!

そこから、『どうやったら固くなるかな?』、『どこの砂がいいかな?』と考えたり、年上のお兄ちゃんお姉ちゃんが作る姿を観察したりしながら、同じように真似をして自分で作り始めました。

『先生、作って!』ではなく、自分達で挑戦していく姿は本当にすごいな〜。と感心します。

 

 

「先生、触ってみて!」「どう?固い?」と聞いてくる子ども達に

「うん!固くなってるね!」と答えても、「まだまだ固くなるんじゃないかな?」と答えても、子ども達はもっと!もっと!の気持ちが高まります。

 

 

何度も繰り返し作る中で作り方を習得し、今では、「白粉(白い乾いた砂)をかけたらいいんだよ!」「ここの砂で作ったら固くなるよ!」と、気付いたことを友達や私達に教えてくれる子ども達です!

出来た喜びを私たち大人や他の友達とも共有し、一緒に作って楽しむことで、一人遊びでは感じられない達成感を感じながら楽しめる遊びの一つにもなっています。

 

また、壊れないように慎重に団子を作って遊ぶことで、物の扱い方も慎重になり、物を大切にする心の育ちや、巧緻性(指先や手を上手に使う力)、集中力が身につくことにも繋がってくるように思います。

完成した泥団子は子供たちにとって『宝物✨』

その大切にしたい思いも大事にしていきたいです!

 

1学期、のはら園で自然と触れ合い虫や草花に興味を持ったり、木登りに挑戦したり、水・砂・泥の感触を楽しんだり、絵の具遊びや廃材遊び、子供たちと収穫した野菜を使ったクッキングなど、園児は様々な遊びを楽しんできました。

遊びの中で『やってみよう!』と挑戦する姿や、友達との貸し借りが上手にできるようになる姿など、沢山の成長が見受けられました。

年上の友達の遊びに憧れを抱き、『やってみたい』『どうやってやるのかな?』と探求心の育ちも見られ、まだまだ『やってみたい!』という気持ちが溢れてくる子ども達です!!

これからも子ども達の遊ぶ姿を見守る中で、『今、何に興味をもっているのか』を拾い上げ、『やってみたい』という気持ちを大切にしながら、遊びを子供たちと一緒に深めていきたいです。園児たちは遊びを通して思考力の芽生え、言葉による伝え合い、豊かな感性と表現などを身につけつつあります。

 

文責:若松

 

 

 

 

 

 

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