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2020.07.29

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赤いトマトはおいしい(くるみ組の子ども達)

認定こども園 錦ケ丘の駐車場の端に、畑があります。

子どもたちと一緒に畑を見に行くと、芋やトマト、ナスやキュウリ、トウモロコシがありました。

その中でもくるみ組の子どもたちはトマトが好きです。

緑のトマトを取って食べた時に『苦い』ことに気付いてから、赤くなるのを心待ちにしていました。

少人数で畑に行っており、そのたびに緑のトマトを採る子どもがいたので、緑のトマトを食べました。食べない、という子どももいるのですが、他の子が食べて「苦い~」と言っているところをみて(みどりのとまっておいしくないんだなぁ)と学んでいる様子でした。

 

いよいよトマトが赤くなると「トマト赤いよ」と教えてくれる子ども達。みんなで食べるとK君は「赤いのはおいしいね」とつぶやいていました。

K君が帰りのサークルタイムでクラスの子ども達に伝えると、それを聞いた子ども達も「そうだったよね」と納得しているような表情。

子ども達が自分で気づいた事はとても新鮮な事実だったようで、保護者の方に畑の場所を伝えたり、赤になったら食べるんだよと家庭で話していたことを保護者の方から教えていただきました。

一日一日が別の日ではなく、子ども達の体験したことが積み重なっているのだなぁと感じた出来事です。

自分たちで気付いて、体験して知ったことは、新鮮で他には変えられない宝物になるのではないかと思います。

夢中になれるような遊びの環境設定を作り、主体性を引き出したり、子ども同士での関わり方を学べるようにしていきたいと考えています。

文責:新元

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