お知らせ

2020.09.30

Blog

球体のもつ魅力(うさぎ組)

先週、職員が童具の研修でお世話になっている伊佐先生のご指導のもと“ビーズ遊び”を行いました。

普段あまり触れたことのない教材ということからか、伊佐先生の話や遊び方を真剣に見つめる姿があり、聞く場面と遊ぶ場面とけじめのある活動になりました。

 

「ビーズってなんだろう?」と興味がありながらも不思議そうに眺める子ども達。

ビーズが流れてきた瞬間、「この遊び楽しそう!早く触ってみたい!」といった期待に溢れた表情にガラリと変わりました。

しかし、この時はまだ子ども達は「ビーズをよく見ててね」と言われただけであった為、触りたい気持ちをぐっと堪えながらも身を乗り出して観察する姿がありました。

ここで、敢えて触れないことをルールにすると活動の中を動に区切ることができ、より遊んでみたいという意欲や活動に入った際の集中力が高まります。指示を聞く姿勢も「次はどんなことするのかな」という思いから、真剣な表情の子ども達の姿が見られました。

 

◎教材の遊び方の多様さを初めに知ることの大切さ

全員がビーズに初めて触れる子ども達の為、「どうやって遊ぶのかな?」と感じる子どもも多く見られました。

もちろん、子ども達が自分で考えながら取り組むことで、型にはまらない多様な遊び方を見つけることができます。今回は、遊び方を知ることでビーズの誤飲を無くすことや初めての活動に取り組みやすい環境作りができるといった点があった為、ご指導をいただきました。

遊び方を知ったからといって、完全に誤飲の可能性を無くすことは出来ません。私達も活動を楽しみながらも普段以上に緊張感をもって見守りを行いました。

 

◎片付けまで楽しみながら取り組むことができる!

ビーズの入っていた容器に雨どいをかけ、ビーズを流すように収納していくことによって、片付けがあまり得意でない子ども達も遊び感覚で取り組むことができます。

本来は、保育教諭が「片付けしようね」と声をかけるところも、この活動ではビーズの取り合いが起こるほど夢中になって集める姿がありました。

球体が子ども達の注意を惹きつける魅力を感じ、集中して楽しむ姿が見られました。今後の活動の中でもビーズ遊びを取り入れていきたいと感じました。

文責:武田

当園についてや入園に関しては
お気軽にお問い合わせください