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2020.10.01

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もし午睡時間に災害が起きたら…(避難訓練)

先日、給食室からの出火を想定しての火災避難訓練を行いました。今回は、13時からという午睡にも重なる時間帯の訓練。寝ている子どもがいる中での避難訓練は初めての試みでした。職員一人ひとりが様々な予測をして「この場合はどうしようか。」「声を掛け合い、こんな風に行動しよう」と考えながら子ども達と共に訓練を行いました。

 

午睡時間と重なるということもあり、まず挙がった事が、『寝ている子ども達はどうしようか。』でした。

今回、ましゅまろはうすの子ども達は、無理に起こすことはしませんでした。ですが、職員は、午睡につく職員を配置した上で実際起きたときにしっかり子どもの命を守る行動が出来るよう、動きを確認し、声を掛け合い、①カートを持ってくる。②おんぶ紐を準備する。③避難経路を確保する。④他学年職員に避難ヘルプの声をかける等、連携を図って素早く動く事を心掛けました。

これは年少少以上の学年職員も同様です。様々な事を想定し、子どもを安全な場所に避難させる事を第一に考えます。子ども達も放送と保育教諭の話をよく聞いて口に手を当て、速やかに避難することができていました。訓練を重ねるたびに自分の身は自分で守りながら避難することができているように感じます。

以上児クラスの職員はいかに早く自分のクラスの子ども達を避難させ、園舎2階から避難する子ども達やましゅまろの子ども達の避難手助けにいけるかも課題の一つです。今回もそれぞれが意識し、声を掛け合い取り組みました。

 

毎月避難訓練を行っていく中で、それぞれ良かった点・課題点が見えてきます。

避難訓練後、参加した職員それぞれが振り返りを提出しました。

その中で、職員一人ひとりが子どもの安全を第一にし、職員同士声を掛け合うこと、慌てず、落ち着いて行動すること、等、様々なことを心掛けて訓練に取り組んでいることを改めて感じました。

 

 

実際に火事や地震が起きた時、訓練通りにはいかないかもしれません。しかし、一人ひとりが様々なことを意識し、しっかり心掛けておくことで、子どもの安全、職員の安全を園全体で守ることが出来るのだと思います。

今回午睡時に行ったことで見えてくる課題もありました。様々な場面を想定し、子どもも職員もしっかり行動できるように今後も取り組んでいきたいです。

 

文責:若松

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