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2020.12.23

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書き方教室(硬筆)スタートしました(年長)

フェスタを終え、年長組で新たな活動として、書き方教室(硬筆)がスタートしました。

小学校へのアプローチカリキュラムの一環として、今年度から取り入れることになりました。机を並べ、講師の先生の方を見て座り、自分の鉛筆での活動は、小学校の授業の様。鉛筆の持ち方、姿勢、そして自分の名前を正しく書けるようになることが目標です。

初めての活動に意欲を高めていた子ども達の姿がありました。楽しみながら活動に参加できるよう見守っていきたいと思います。

 

 

どんなことをするのかな…


自分の鉛筆と消しゴム書き方教室のために準備したもの。これを持ち、書き方教室 に参加します。子ども達は自分のものと分かりとても嬉しそうにしていました。

いざ席に着くと、もう書きたくて仕方がない!といった様子。講師の先生を紹介し(年長組の保護者さんです)良く知っているお母さんに表情も和らぎました。

 

 

文字への興味と合わせて


現在年長組の子ども達は文字への興味も深まり、1学期にそれぞれに配ってあった50音表を見ながら誕生会などで手紙を書いたり、絵本を音読したりという姿が多くみられるようになってきています。

しかし、書く時の姿勢や鉛筆の持ち方、書き順などはなかなか難しい様子…。文字に興味を示している子ども達だからこそ、なんて書くんだろう!と文字を書く気満々で先生の話を聞いていました。

しかし、まずはまっすぐ縦に直線を書くことからスタート。そして横線、ぐるぐると活動は流れていきます。文字を書くためには、手首を柔らかくする運筆からが基本です。

 

少人数で丁寧に


1クラスを3グループに分け、9~10人の少人数での活動になります。子ども達は、集中しながら楽しむ姿が見られました。

現時点で、12月1回、1月2回に加え、2月2回 全5回を予定しています。次回からはひらがなに入ります。

小学校へのアプローチとして取り入れることになった書き方教室。園では1回15分ずつの活動としています。

 

 

活動のねらい


小学校接続のアプローチではありますが、小学校の先取りしようというわけではありません。円滑な小学校接続の為に行われる各小学校との連携会でも、文字の練習は強制されていません。

文字は書けなくても、自分の名前が読めるようになって欲しいとよく言われます。この書き方教室でも、まずは文字に興味を持って欲しい。そして、その次のステップとして自分の名前を書けるように!ということを狙いとしています。小学校に就学した時に、自分の名前を書けるそれだけでも自信を持って登校することができると考えます。スムーズなスタートが切れるためのきっかけとなるよう、無理なく楽しみながら活動を進めていきたいと思います。

 

 

初回を終え、興味を深めている子ども達。小学校への準備も始まっている今だからこそ、家庭でも書いてみようかな?!と気が向くかもしれません。その時のために、ぜひ鉛筆をご準備いただければと思います。書く紙は、方眼紙であればまっすぐの線が描きやすいですが、裏紙や広告紙などでもいいと思います。また、年賀状を書く季節だからこそ、ご家庭で一緒に取り組むのも良いかもしれません。

親子で一緒に取り組むと、ついいろいろ言いすぎてしまうものですが、子ども達の気持ちに寄り添いながら、楽しんでできることが大前提です。保護者の皆様も力まずに、子ども達のやってみたい!をぜひ一緒に楽しんでくださいね!

 

文責:田中

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