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2025.07.16
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他者との関わりを通じて 年少組(3歳児)

年少組(3歳児)の7月の保育目標は、「生活や遊びの中で友だちと関わり、自分の気持ちを伝えようとする」です。
最近、少しずつ友達の名前を覚え、同じ場やおもちゃを共有しながら遊ぶ姿が増えてきました。
一緒に遊びたい!でも…
やり取りするなかで、よく聞かれる言葉が「一緒に遊ぼう!」「いいよ」「〇〇しよう」などの誘い合う言葉です。集団生活の中で、家族とは違う人の存在に気づき、一緒に遊ぶ楽しさやおもしろさを感じています。このような積み重ねが人と関わる土台となっていきます。
もちろんいつも楽しく、思い通りになることばかりではありません。3歳から4歳にかけては、まだまだ自分中心で物事を考える時期です。時には、主張のぶつかり合いや子ども同士で折り合いをつけて解決することは難しい場合もあります。
主張のぶつかり合いや、おもちゃの取り合いが起きたとき、まず保育者が間に入り双方の気持ちを聞き取ります。「〇〇ちゃんは、この絵本が欲しかったんだね。」「▢▢ちゃんは、今読んでいるから貸したくないんだね。」など、うまく言葉で言い表せない気持ちを代弁し、相手の気持ちに気づけるような声を掛けています。
また「何が嫌だったの?」「どうしたの?」と問いかけ、自分で思いを伝えられるよう関わっています。こうした経験を繰り返していくことで、自分と他者の思いの違いに気づき、適切な伝え方や気持ちの表し方を身に付けていくことができます。
家庭でも、「〇〇くんが、おもちゃを貸してくれなかった」「一緒に遊んでくれなかった」などの話を聞くことがあるのではないでしょうか?そんな時には、ぜひ、「そうだったんだね。」と気持ちに寄り添ってあげてください。受け止めてもらえたことで子ども達は安心します。また、ご心配な時には、職員に声を掛けてください。
少しずつ自分の気持ちを伝えられるように
他者との関わりを通して少しずつ世界を広げています。月齢や個々の育ちによって目指す姿は変わりますが、一人ひとりが今よりも、友達との関わりに喜びを感じたり、一緒に過ごすことで生まれる気持ちのこすれ合いを通して、自分や相手の気持ちに気づいたりすることができるように、個々の育ちを支えていきます。
文責:山元
参考文献
乳幼児の発達と保育研究会著、『3・4・5歳児の発達と保育:乳幼児の遊びと生活』